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● 風俗、習慣、健康等

1 風俗・習慣
 社会的規範として、セントクリストファー・ネービスは保守的でキリスト教の影響が強い社会です。公共の場での節度ある言動が求められ、特に教会や公的機関を訪問する際は、露出の多い服装を避けるなど、場に応じた適切な服装を心がけることが望ましいといえます。また、前述の通り民間人の迷彩柄物品の着用・所持は法律で厳格に禁止されています。

2 衛生事情
(1) 水
 水道水は、現地当局によって一元管理され、塩素消毒が行われているため基本的には飲用可能です。ただし、水質の相違や渡航直後の体調変化(特にお腹のデリケートな方)による胃腸トラブルを防ぐため、念のため市販のミネラルウォーターの利用をおすすめします。

(2) 食べ物
 主要なスーパーマーケットでは近代的な保冷設備が整っており、食品の衛生管理は比較的良好です。ただし、生鮮食品の多くを海外からの輸入に依存しているため、購入の際は念のため賞味期限(Expiration Date)や消費期限、およびパックの保存状態を確認することをおすすめします。また、現地の市場や露店で購入した青果類については、一般的な留意事項として、調理・包装の衛生状態に注意し、食べる前によく洗浄することを心がけてください。

3 病気・医療事情
(1) 一般事情
 病気や負傷などで軽度の治療が必要な場合は現地の病院で受けることが可能であり、救急対応が可能な総合病院もあります。しかし、専門医師や高度な医療設備は限られていることから、入院や手術を要する重度な症状、または特殊な治療が必要な場合には、速やかに米国(マイアミ等)や日本への緊急移送を検討する必要があります。 一般的な衛生上の留意事項として、性感染症(HIV/AIDSを含む)への対策に留意するとともに、デング熱やジカウイルス感染症など蚊を媒介した感染症のリスクがあるため、外出時には防虫スプレーの使用、長袖の着用など適切な防蚊対策を徹底してください。

(2) 海外旅行保険
 前述の通り、入院や手術を要する重度な症状の場合には米国等への緊急移送が必要となり、その費用(民間医療航空機のチャーター等)は極めて高額(数百万円から数千万円規模)になります。保険に加入していなかったために、多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。緊急移送費を全額カバーできる十分な補償内容の海外旅行保険への加入を強くおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ( https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。
 セントクリストファー・ネービスでは、麻薬類や一部の処方薬の持ち込みについて厳格な取締りを行っています。持病の治療等で医療用麻薬を含む医薬品や処方薬を現地に持ち込む際は、現地税関での不必要なトラブルを避けるため、必ず医師が発行した英文の処方箋や説明書(薬剤名、用量、必要性が明記されたもの)を携行し、元の容器(パッケージ)のまま手荷物として携帯してください。なお、持ち込み可能な分量は、滞在期間に応じた必要最小限の範囲(最大90日分まで)とされています。最新の規制や具体的な要件については、前述の電子国境管理システム(公式ポータル)の案内等であらかじめ確認してください。
なお、日本への帰国・入国時に医療用麻薬を含む医薬品を携帯して持ち込む(または持ち出す)際の手続きについては、厚生労働省のホームページ( https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html )をご覧ください。また、必要な予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ( https://www.forth.go.jp/ )を参考にしてください。


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