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● 風俗、習慣、健康等

1 風俗・習慣
・社会的規範:
 バルバドスは保守的でキリスト教の影響が強い社会です。公共の場での節度ある言動が求められ、特に教会や公的機関を訪問する際は、露出の多い服装を避けるなど、場に応じた適切な服装を心がけることが望ましいといえます。
・迷彩柄の着用禁止:
 前述の通り、軍・警察関係者以外の民間人が迷彩柄(カモフラージュ柄)の衣類、バッグ等を所持、使用することは法律で厳格に禁止されています。観光目的であっても例外ではありません。発見された場合は即座に没収され、罰則の対象となるため、渡航前に荷物からすべて取り除くことが望ましいといえます。

2 衛生事情
・水道水:
 水道水の衛生状態は概ね良好で、飲用可能な地域がほとんどです。ただし、胃腸が敏感な方や滞在初期においては、念のためミネラルウォーターを飲用することが望ましいといえます。
・食生活:
 衛生管理の行き届いたレストラン等を利用することを推奨します。屋台や小規模な店舗で食事をする際は、十分に注意してください。

3 医療事情
(1)一般事項
・医療体制の現状:
 バルバドスの医療体制は一定の水準が保たれています。公的病院であるクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)のほか、私立医療機関も存在します。当地で利用されている「アージェントケア(Urgent Care)」等の私立医療機関では、公立病院と比較して待ち時間が短く、比較的迅速な対応が期待できる場合があります。
・受診時の留意点:
 医療機関を受診する際は、必ず有効な海外旅行保険証書および身分証を携行してください。受診時にはクレジットカードや現金による高額な一時立て替えが必要となるケースが一般的ですので、事前に十分な支払い手段を準備してください。また、後日保険会社へ請求を行うための必要書類(診断書や領収書等)の入手方法を、受診時に必ず窓口へ確認してください。
・緊急移送と保険加入の必須性:
  高度な専門的治療や複雑な外科手術を要する事態に際しては、国内の医療機関では対応できない可能性が高く、米国マイアミ等への国外緊急移送が必要となります。この費用は極めて高額(数十万米ドルに達することも珍しくありません)であるため、移送費を全額カバーできる十分な補償内容(無制限または高額補償)の海外旅行保険への加入が、渡航の絶対条件として推奨されます。
・感染症対策:
 デング熱等の蚊を媒介する感染症が周期的に流行します。特に雨季(6月?11月頃)には蚊の活動が活発になります。デング熱に関しては、2023年から2024年にかけて大規模な流行が確認された事例もあり、流行状況は年によって変動します。外出時には防虫スプレーの使用、長袖・長ズボンの着用等、防蚊対策を徹底してください。
 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/barbados.html )において、バルバドス国内の衛生、医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。

(2)医薬品の持込み・持出し
 日本で常用している処方薬や市販薬は、バルバドス現地では入手困難な場合や、入手できたとしても日本と比較して極めて高額になる場合があります。渡航にあたっては、常用薬についてあらかじめ必要量を計算し、持参するようにしてください。なお、医療用麻薬を含む医薬品の携帯手続きについては、厚生労働省のホームページをご確認ください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
 また、渡航先でどのような医薬品をどのような病気・症状で服用しているのかを説明できる文書(英文の処方箋や薬剤証明書等)を準備して携行することを強く推奨します。必要な予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/ )も参考にしてください。

(3)海外旅行保険
 海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。
旅行、滞在中の予期せぬトラブルに備え、緊急移送費を含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入を強くおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


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