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● 風俗、習慣、健康等

1 医療事情
 医療設備や医薬品の不足等から、サントメ・プリンシペでは迅速・必要な治療が受けられない可能性があるため、病気や怪我には十分注意してください。

2 感染症
(1)マラリア等
 サントメ・プリンシペは、蚊の媒介するマラリア(主に熱帯熱マラリア)に感染するおそれのある地域です。適切な治療が遅くなれば死亡する場合もあるので注意が必要です。また2022年から2023年までデング熱の流行がありました。繰り返し感染することで死亡率の高いデング出血熱を発症するリスクがあります。肌の露出を避け、防蚊剤を使用する等、防蚊対策を十分に行いましょう。
 2週間以上流行地に滞在し、野外作業に従事する場合は、抗マラリア薬の予防内服が望ましいとされますが、必ず事前に専門医にご相談ください。また、急な発熱や頭痛、吐き気等の症状が現れたらマラリアを疑い、早急に血液検査を受け抗マラリア薬の治療を受けるなど適切に対処してください。  
デング熱について発症後に有効な治療はなく、症状に対する対症療法のみとなります。
(2) 狂犬病
 首都を中心に、町中では野良犬の徘徊が目立ちます。くれぐれも近寄ったり、触ったりすることのないよう注意してください。

3 予防接種
 予防接種としては、滞在期間が長期となる場合には、肝炎、破傷風、腸チフス、狂犬病等の予防接種をおすすめします。その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

4 海外旅行保険への加入 
 医療水準は低く、衛生面の問題もあることから、重症の場合は緊急移送によりヨーロッパ等で治療を受ける必要が生じる可能性があり、移送等の費用は高額となります。渡航前に緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をおすすめします。
 詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


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