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● 風俗、習慣、健康等

1 予防接種
(1)黄熱
 赤道ギニアは黄熱に感染するおそれのある地域です。事前に黄熱の予防接種を受け、黄熱予防接種証明書(イエローカード)を取得の上、携行してください(入国審査時にも必要です)。黄熱の予防接種は接種後10日目から有効となりますので、赤道ギニア入国の10日以上前までに接種するようにしてください。
 なお、黄熱予防接種証明書の有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、既にお持ちの有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして扱われます。
 黄熱の詳しい説明は以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。(https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html
(2)その他感染症
 降雨など気象条件の変化等により、各種感染症の発生・流行が懸念されます。生活環境全般における衛生管理の徹底を図るとともに、A型・B型肝炎、破傷風、黄熱、腸チフス、狂犬病などの各種予防接種をお勧めします。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

2 感染症
(1)マラリア等
 赤道ギニアは、蚊の媒介するマラリア(主に熱帯熱マラリア)に感染するおそれのある地域です。適切な治療が遅くなれば死亡する場合もあるので注意が必要です。肌の露出を避け、防蚊剤を使用する等、防蚊対策を十分に行いましょう。2週間以上流行地に滞在し、野外作業に従事する場合は、抗マラリア薬の予防内服が望ましいとされますが、必ず事前に専門医にご相談ください。また、急な発熱や頭痛等の症状が現れたらマラリアを疑い、早急に血液検査を受けるなど適切に対処してください。
 蚊の媒介するその他の感染症(デング熱、チクングニヤ熱等)にもご注意ください。
(2)マールブルグウイルス
 2023年2月13日、赤道ギニアKie-Ntem州(大陸部北東、カメルーン及びガボンと国境を接する地域)において国内で初めてマールブルグウイルス病の症例が確認されています。マールブルグウイルス病は、過去の感染発生の中で最大致死率が88パーセントと非常に高いため、注意が必要です。感染が確認された地域には近づかず、コウモリなどの野生動物や同地域に渡航した人で体調不良が認められる人には接触しないなど感染には注意してください。
 マールブルグウイルス病の詳しい説明は以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
https://www.forth.go.jp/keneki/kanku/disease/dis07_01mar.html
(3)その他感染症
 腸チフスや感染性胃腸炎などは、経口感染するため、水や食器等の衛生管理が行きとどいた施設(ホテル・レストラン)を利用してください。飲料水は市販のミネラルウォーター等を用いるなど十分注意してください。

3 海外旅行保険への加入
 マラボ及びバタには比較的医療設備の整った病院がありますが、重症の場合はヨーロッパ等で治療を受ける必要が生じる可能性があり、移送等の費用は高額となります。渡航前に緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
 詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


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