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● 風俗、習慣、健康等

1 宗教、習慣
(1)国民のほとんどはキリスト教徒(プロテスタント系)で、日曜日は休息と礼拝の日とされています。慣習的に商店は閉まり、各種行事は開催しないこととなっており、旅行者も日曜日の観光やレジャーに際しては、こうした現地の習慣を尊重することが望まれます。
(2)自国のテレビ局がないため、公式情報の入手は新聞やラジオに限られます。なお、衛星放送を受信している家庭やホテルのロビーではテレビを見ることが出来ます。
(3)服装に制限はありませんが、地方では女性の身だしなみについて注意が必要です。水着を含めて露出度の高い服装は避けた方が無難です。

2 ファレカウプレ
 島の至る所に「ファレカウプレ(Falekaupule)」と呼ばれる村の集会所がありますが、村人たちの神聖な場所となっており、儀式等への参加はもちろん、何も行われていない時でも、立ち入る場合には必ず事前に村の人に許可を得てください。

3 写真撮影等
 住民の生活は開放的で、住居は外壁が無く内部が容易に見える家屋も多くありますが、住民の気持ちに十分配慮し、興味本位で覗き込んだり、無断で家屋の写真を撮影したりしないようにしてください。

4 気候
 年間を通して気温30度を超す熱帯性気候であるため、日除けの帽子を着用したり、こまめに水分および塩分を補給するなどして熱射病に罹らないよう注意してください。また、ツバルの直射日光は日本に比べ極めて強く、長時間戸外にいる場合は軽い火傷症状になるケースもありますので、日焼け防止クリーム等の使用をおすすめします。また、物資が非常に少ないツバルでは、日焼け止めクリームや蚊除けの防虫スプレーなどが現地では入手が困難な場合があるため、渡航前に用意されることをおすすめします。

5 健康(注意を要する病気)
 現在、特に流行している病気はありませんが、まれに結核やコレラ、デング熱等が流行することがあります(マラリアはありません)。デング熱には予防薬や予防接種がなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。虫よけスプレー等を利用すること、肌の露出を控えた服装を心がけることをおすすめします。なお、デング熱はまれに重症化し、デング出血熱となることがあります。旅行中および帰国後1週間以内に関節痛、頭痛、目の奥の痛みなどを伴う急な発熱があった場合には、最寄りの医療機関で受診してください。
 ◎感染症広域情報 「アジア・大洋州におけるデング熱の流行」:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C013.html

6 医療事情
 医療施設は、フナフティに総合病院が1か所あるのみであり、医師および医薬品が慢性的に不足しているため、渡航される場合には常備薬を持参するようにしてください。また、特殊な医薬品については可能な限り(医師の指示に従い)英文の処方や説明書を携行することをおすすめします。
 滞在中に病気にかかった場合や大きな怪我をした場合には、早めに診察を受け、症状が悪化する前にオーストラリア、ニュージーランドなどの近隣先進国または日本の病院で早期に治療を受けることをおすすめします。大きな病気やケガの際には、国外へ搬送され治療を受けることとなりますので、緊急移送サービス等をカバーする十分な補償内容の海外旅行保険に加入してください。海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。
  その他必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報:http://www.forth.go.jp

7 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html


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