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● 風俗、習慣、健康等

1 気候
 赤道直下に位置しており1年中日差しが強いため、日除けの帽子を着用したり、こまめに水分および塩分を補給するなどして熱射病に罹らないよう注意してください。また、ナウルの直射日光は日本に比べ極めて強く、長時間戸外にいる場合は軽い火傷症状になるケースもありますので、日焼け防止クリーム等を用いることをおすすめします。

2 衛生
 水道の水は雨水を溜めて利用しているため、煮沸および濾過して飲むか、ミネラル・ウォーター等を飲むことをおすすめします。ミネラル・ウォーターはホテルやスーパー等で購入できます。

3 宗教、習慣
 特別な伝統的習慣等はありませんが、ナウル人のほとんどはキリスト教徒(カトリック系約70%、プロテスタント系約30%)ですので、宗教に対する一般的なマナーは守ってください。

4 飲酒
 スーパーマーケットでの夜6時以降のアルコールの販売は、法律により禁止されていますが、レストランやバーでは夜6時以降も閉店まではアルコールを販売しています。
 レストランやレセプション会場等以外の公衆の場での飲酒は禁じられています。

5 健康(注意を要する病気)
(1)蚊を媒介とする感染症
 マラリアおよび黄熱は発生していないものの、デング熱およびフィラリア症は発生しています。デング熱には予防薬や予防接種がなく、蚊に刺されないようにすることが最善の予防方法です。虫よけスプレー等を利用すること、肌の露出を控えた服装を心がけることを奨励します。なお、デング熱はまれに重症化し、デング出血熱となることがあります。旅行中および帰国後1週間以内に関節痛、頭痛、目の奥の痛みなどを伴う急な発熱があった場合には、最寄りの医療機関で受診してください。
 ◎感染症広域情報 「アジア・大洋州におけるデング熱の流行」
  https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C013.html
(2)その他留意事項
ア 野良犬が多いので、噛まれないように十分ご注意ください。狂犬病の発生は確認されていませんが、犬に噛まれた場合は感染症のおそれがありますので、速やかに最寄りの病院で受診することをおすすめします。
イ 喘息、結核およびハンセン病も時々発生しています。

6 医療事情等
(1)一般事情
 病院は2か所のみで、Ron Hospitalでは診療や治療を受けられますが、治療設備は十分とは言えません。また、Nauru General Hospitalは健診・予防活動を中心に行う病院です。病室はほぼ満室で薬品等の備蓄もほとんど無く高度な治療は不可能です。
(2)海外旅行保険
 大きな病気やケガの際には、国外へ搬送され治療を受けることとなりますので、緊急移送サービス等をカバーする十分な補償内容の海外旅行保険に加入してください。海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )もご確認ください。
(3)予防接種
  必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報:http://www.forth.go.jp

7 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html


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