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● 風俗、習慣、健康等
1 宗教
カトリックは国教として憲法に規定されていますが、公序良俗に反しない限り、他の宗教の信仰の自由が憲法で保証されています。
2 衛生事情
水道水は国内のほとんどの地域でそのまま飲むことが可能ですが、ミネラルウォーターの飲用をおすすめします。魚貝類は日本に比べて鮮度が悪い場合が多いので、火を通したものを食べることをおすすめします。
3 病気
(1)主な感染症
マラリア、デング熱、チクングニア熱、ジカウィルス等の感染が報告されています。いずれも蚊が媒介する病気で、例年政府は、媒体となる蚊の駆除を行っていますが、十分な効果が得られていません。感染症の流行地域(比較的標高の低い地域)に滞在する際は、長袖・長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きは避ける等肌の露出を控え、虫除けスプレーを携行することをおすすめします。
なお、デング熱は、病原菌ウイルスを持つ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマなど)に刺されることによって感染しますが、予防薬および予防接種はありませんので蚊に刺されないようにすることが大切です。感染すると突然の発熱、激しい頭痛、眼球深部の痛み、関節痛や筋肉痛、発疹が1週間から10日間程度続き、回復期に疲労感とうつ状態が続きます。通常は重傷に至らない場合がほとんどですが、デング出血熱になると治療を行わない場合の死亡率は40%〜50%と言われています。また、成人よりも小児に多発する傾向があると言われています。発熱が3日以上続いた場合には、医療機関での受診をおすすめします。
(2)体調管理
サンホセ市周辺では、一日の気温差が激しく風邪を引きやすいので、朝晩用に衣類を一枚用意するなど注意が必要です。
4 医療事情
首都圏の私立病院などはある程度の医療水準にあるといえますが、私立病院に通う場合は医療費がかなり高額になるケースがあります。また、市内の薬局等である程度の薬は入手できますが、常備薬は持参することをおすすめします。
「世界の医療事情」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/costa.html )において、コスタリカ国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報( http://www.forth.go.jp/ )
5 海外旅行保険への加入
海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。
旅行・滞在中の予期せぬトラブルに備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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