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● 風俗、習慣、健康等
1 風俗、習慣、国民性に関する留意事項
(1)宗教
2024年のエルサルバドル保健省の統計によると、エルサルバドルの人口は約603万人で、カトリック教徒が45%、プロテスタントが35%となっていますが、近年では、他の宗教徒も増加傾向にあります。
(2)国民性
真面目で親切な国民性ながら、現地の人との交際にあたっては、金銭の貸し借り、物の売買等においてのトラブルが発生しないようにすることが賢明です。委託殺人等の私的制裁も過去には発生していましたので、万一、トラブルが発生しても、個人的な恨みを買うような対応はしないように留意してください。
2 衛生事情
都市部であれば上下水道の整備は行われていますが、水道水は一般的に飲まない方がよいでしょう。飲料水は市販されているミネラル・ウォーター等を購入してください。また、食中毒も多く発生していますので、外食する際は、不衛生な露店での飲食は避け、信頼できる飲食店を選ぶことが大切です。
3 感染症
主な感染症としては、ジカウィルス感染症、デング熱、チクングニア熱、マラリア、アメーバ赤痢、A型肝炎、狂犬病、エイズなどがあります。破傷風も発生しているので、小さな傷でも注意が必要です。 また、ジカウィルス感染症、デング熱、チクングニア熱およびマラリアは蚊が媒介する病気ですので、長袖、長ズボンを着用して肌の露出を避け、虫除けスプレー等を使用するなど、蚊に刺されないための対策が必要です。
(参考)感染症広域危険情報(ジカウィルス感染症に関する注意喚起 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2018C043.html
4 医療事情
(1)医療事情
世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/elsalvad.html )において、エルサルバドル国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
その他、必要な予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ(http://www.forth.go.jp/ )をご参照ください。
(2)海外旅行保険
日本や欧米諸国に比べると必ずしも医療技術は高いとは言えず、症状等によっては外国への緊急移送が必要となる可能性があります。また、入院・手術などが必要となった場合は、非常に高額の医療費が発生しますので緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入を推奨します。
詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。
5 医薬品の持込み、持出し
医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続については厚生労働省の以下のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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