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● 風俗、習慣、健康等
1 かかりやすい病気
経口感染症では食中毒・A型肝炎・感染性胃腸炎、呼吸器感染症では新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、気管支炎が主です。このほかに肝炎(B型・C型)、HIV、性感染症、結核等が報告されています。入国される方は、肝炎(A型・B型)、狂犬病、破傷風の予防接種を受けることをお勧めします。
2 健康上心がけること
(1)食料品
野菜、肉、魚、卵については、十分に加熱して摂取してください。
(2)飲料水
水道水は飲用に適しません。市販されているミネラルウォーターの飲用をお勧めします。
(3)大気汚染
首都キシナウ市内では急激な自動車の増加に伴い、排気ガスによる大気汚染が発生しています。また、冬期にはスパイクタイヤ使用により粉塵が発生します。
(4)狂犬病
野犬による咬傷の事例が多く発生しています。野犬には近寄らず、特に夜は突然襲ってくることがありますので注意してください。
(5)ダニ
疫病を媒介するダニが発生しているため、茂み等の植物が密生している場所に入らないよう注意してください。
3 医療事情
(1)医療水準
モルドバの医療水準は周辺諸国と比較しても低く、衛生事情もよくありません。英語の通じる欧米系のクリニックは少なく、緊急時には、公立の救急病院または私立病院を受診することとなりますが、この際にはロシア語またはルーマニア語での会話が必要となります。緊急性の低い手術や精密検査については、本邦または近隣の先進国で行うことをお勧めします。医薬品については市中の薬局で入手可能な物もありますが、この際にもロシア語またはルーマニア語での対応が必要となりますので、常用薬については持参することをお勧めします。
(2)海外旅行保険加入のすすめ
病気や事故等、予期できないトラブルに備え、海外旅行保険には必ず加入しておくようおすすめめします。実際、海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガにより多額の治療費を負担したり、手術等のため、医療先進国へ緊急移送される事態となったり、盗難被害などにより多額の損害を被った旅行者は少なくありません。
詳しい保険内容については、海外旅行保険を取り扱う保険会社にお問い合わせください。
(3)世界の医療事情
「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/moldova.html )において、モルドバ国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/ )
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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