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● 風俗、習慣、健康等

1 宗教
 ボシュニャク系(ムスリム)、セルビア系、クロアチア系の主要3民族から構成される国家であるため、民族・宗教は非常に微妙な問題であり、できるだけ話題にしない方が賢明です。首都サラエボは、特にムスリムの風俗・習慣が支配的ですが、一般にアルコール飲用は禁止されておらず、ヒジャブ(女性の頭を覆うスカーフ)の着用等も特に必要ありません。

2 交通事情
 自動車は右側通行です。現地の運転者は、一般道路でも高速で運転しており、中には平気で信号無視する者も時々おり、車間距離もあまり取りません。また、ウィンカーを出さずに急に車線変更するなどマナーが良くない運転者が多く見られます。道路事情も良くなく、車線数が少ない上に路上駐車が多く、さらに歩行者もいたるところで道路を横断するため、運転する際には、慎重に運転する必要があります。国内を移動する際は、交通量が少なく治安面で万全ではない非幹線道路を避け、幹線道路を利用するようにしてください。

3 医療・衛生事情
(1)医療機関等
 大都市の医療機関では、内科、婦人科、小児科、眼科、耳鼻科、精神科の診療科があり、病院によっては、外科、救急診療もあります。また、歯科を含め診療所もあります。薬局には一般的な薬は各種揃っています。ただし、常用の医薬品、一般常備薬は携行することをお勧めします。
(2)世界の医療事情
 「世界の医療情報」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/bosnia_h.html )において、ボスニア・ヘルツェゴビナ国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
(3)予防接種
 必要な予防接種等については、次の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
 https://www.forth.go.jp/index.html
(4)医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
(5)飲用水
 水道水は硬度が高く、腹痛や下痢を起こす可能性がありますので、飲用には適さず、市販のミネラルウォーター等を利用することをお勧めします。

4 海外旅行保険への加入
 海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが多くあります。
 旅行・滞在中の予期せぬトラブルに備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


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