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● 風俗、習慣、健康等

1 かかりやすい病気・怪我
(1)経口感染症では細菌性胃腸炎,A型肝炎があげられます。
(2)冬期に使用されるスパイクタイヤから出る粉塵,重油暖房などの空気汚染による,呼吸器感染症(頑固な咳)。
(3)うつ症状(冬場の日照時間減少やロシア語又はウクライナ語しか通じないコミュニケーション不足による引きこもり傾向など)。

2 健康上心がけること
(1)食料品
 春から秋に細菌性胃腸炎の症例が多く発生します。生ものやサラダなど水洗いしたものに注意してください。ウクライナ料理やロシア料理はこってりした物が多く,肉やチーズなどの動物性蛋白質,油,塩分の摂り過ぎは,日本人の胃腸には負担となります。
(2)飲料水
 水道水については,一般細菌の混入,配管の老朽化による鉄・鉛・アルミニウム等の金属類の混入が認められます。特別な浄水器を利用するか,市販のミネラルウォーターを飲用することを勧めます。放射性汚染が不安な方はRO浄水器を設置してください。
(3)大気汚染
 急激な自動車の増加による渋滞等に伴い大気汚染も深刻な状態が続いています。異臭・目の痛みを感じることがあります。

3 医療事情
 西洋化が進む中でも,医療面については西欧諸国と比較して依然として立ち後れています。特に公的病院については予算不足等の影響があり,十分な医療機器が整備されていないこともあります。キエフ市内を除き,欧米で教育を受けた医師や英語を話す医療関係者は少ないのが現状です。
 キエフ市内では英語の通じる欧米型私立医療機関が数カ所開設され,英語でコミュニケーションが可能な医師や通訳を備えたところが多くなりましたが,1回の診察,簡単な検査等で数百ドルと高額となりますので,事前の海外渡航保険への加入を強くお勧めします。
病院では,完全な意思の疎通を図ることは難しいことが多く,大きな外科手術,悪性腫瘍に関する生検術などは日本で受けられることをお勧めします。また,医療設備・従事者,サービス,術後感染などの観点からも,軽い症状での受診,小手術及び緊急時のやむを得ない入院以外の利用には適しません。

 医薬品については,一般的に使用される薬は処方箋なしで販売されていますが,カウンターで欲しい薬を告げて出してもらう方式ですので,言語と医薬品名に精通していないと購入はハードルが高いと思われます。新薬等入手が困難なものもあり,また,偽薬(約20%といわれています)や期限切れの薬品も出回っていることもありますので注意が必要です。必要になりそうな医薬品を日本から携行することを勧めます。なお,外国人に適用される公的保険制度はありません。

4 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/ukraine.html )において,ウクライナ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

4.海外旅行保険
 海外旅行中,たとえ万全の注意を払っていても,事件や事故に巻き込まれる可能性はないとは限りません。また,健康に自信があっても,海外では日本と違う環境でのストレスや疲労により,思いがけない病気にかかる可能性もあります。海外での入院治療には高額な費用が必要となる場合もありますので,こうした予期できないトラブルに備え,緊急移送の可能性も考慮して海外旅行保険等に加入することを強くお勧めします。

○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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