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● 風俗、習慣、健康等
1 風俗、習慣、国民性に関する留意事項
フランスは自由・平等・博愛を国是としている国であり、外国人移民も多いため、社会は様々な人種によって構成されています。
一般的にフランス人は個人主義で合理性を尊び、感情や情緒より論理を重視する傾向がみられます。このため、フランス人の理解を得るためには、相手にはっきりと自分の意思を伝え、納得するまで議論することも必要です。
2 海外旅行保険への加入
一般的に海外の医療費は高額です。フランスも例外ではなく、医療費は高額となりますので、十分な補償額の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。また、適用される病院の数は限られますが、保険によっては提携病院でキャッシュレスサービスを受けられる場合もあります。
3 健康に不安を抱える方へのアドバイス
近年、いわゆる成人病等の既往症(高血圧、糖尿病、高脂血症、循環器疾患、認知症等 )をお持ちの方が、海外旅行中に発症し、 緊急入院・手術、行方不明等の事態 となる事案が増加しています。このような事態となった場合、滞在期間の延長、高額な治療・入院費の支払い、日本のご家族による現地への緊急渡航等の必要が生じ、ご本人および関係者に大きな経済的・精神的負担がかかります。健康上の不安を少しでもお持ちの方は、海外旅行中の滞在を楽しく過ごすため、以下の点にご留意ください。
(1)海外滞在中は、十分な睡眠・休息をとれるよう、余裕を持った日程とする。
(2)十分な量の常備薬を携行する(上記「査証・出入国審査等」の「3 医薬品の持込み」ご参照)。
(3)渡航前に何らかの症状が現れた場合は、軽症であっても、渡航の是非(中止を含む。)を慎重に検討する。
(4)十分な補償額の海外旅行保険に加入する(上記2ご参照)。
4 衛生事情
特段問題はありません。
5 予防接種
フランス入国に際して義務付けられている予防接種はありません。
6 医療事情
フランスの医療は高い水準にあり、また緊急医療体制も整備されています。フランスには公立病院のほかにも多くの私立病院があり、外国人向けの通訳サービスを備えている病院もありますが、いずれも診察料・入院費は日本と比較するとかなり高額です。
他方、公立病院やクリニックにおいては、基本的にフランス語での対応となり、事前の予約が必要な場合が多いです。
なお、フランス海外領土・県では、本土では流行していない感染症が流行している場合もありますので、注意が必要です。
フランスの衛生・医療事情、医療機関などについては、以下のWEBサイトで情報を入手できますので、渡航前にご覧ください。
◇ 外務省:世界の医療事情
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/france.html
◇ 在フランス日本国大使館:医療情報
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/iryo.html
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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