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● 風俗、習慣、健康等

1 民族、宗教
 エストニア共和国の人口は約137万人(内訳:エストニア人68%、ロシア人21%、その他11%)です(2025年国勢調査)。また、エストニアにおいては、特定の宗派に属してない者が国民の過半数(58%)を占めており、これにロシア正教(16%)、福音ルーテル派(8%)が続きます。

2 気候風土
 一般的に短い夏(6〜7月)の一時期を除き、曇りがちで雨が多く、冬は雪の日も多くなります。冬の間は、日中でも常時氷点下となるため暖かい服装(厚手のコートや、手袋や、帽子等)が必要です。
また、地面が滑りやすく転倒による骨折等が多く見られることから、滑りにくいブーツ等が欠かせません。なお、春先は建物からつららが落下し、危険な場合もあるため注意が必要です。

3 衛生・病気
 水道水は、そのまま飲むことは可能ですが、煮沸または浄水器の使用が好ましいでしょう。
 4〜5月は花粉が多く飛散し、冬期はインフルエンザ等が流行します。また、年間を通してサルモネラや、赤痢による食中毒が散見されます。
 その他、春から夏にかけてダニ脳炎(ダニが媒介)などが見られますので森林や草地に入る場合には肌を露出しないよう長袖、長ズボン、帽子などを着用、ダニ除けスプレーを使用してください。

4 医療事情
 エストニアの医療水準はある程度高いものの、医療関係者が英語を解さない場合もあります。十分な説明を求めるとともに可能であれば英語の出来る職員の対応を求めるのがよいでしょう。また、補償内容の十分な海外旅行傷害保険への加入を検討してください。
その他、現地の医療施設等の情報を含む詳細については「医療事情(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/estonia.html )」をご参照ください。併せて、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/index.html )も参考にしてください。

5 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html )をご確認ください。


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