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● 風俗、習慣、健康等

1 民族、宗教
 エストニア共和国の人口は約136万人(内訳:エストニア人68%、ロシア人23%、その他10%)です。エストニアにおいては、特定の宗派に属してない者が国民の過半数(58%)を占めており、これにロシア正教(16%)、福音ルーテル派(8%)が続きます。(2021年国勢調査)

2 気候風土
 一般的に短い夏(6〜7月)の一時期を除き、曇りがちで雨が多く、冬は雪の日も多くなります。冬の間は、日中でも常時氷点下となるため暖かい服装(厚手のコートや、手袋や、帽子等)が必要です。
 また、地面が滑りやすく転倒による骨折等が多く見られることから、滑りにくいブーツ等が欠かせません。なお、春先は建物から、つららが落下する危険性もあるため注意が必要です。

3 衛生・病気
 水道水は、そのまま飲むことも可能ですが、煮沸または浄水器の使用をおすすめします。
 4〜5月は花粉が多く飛散し、冬期はインフルエンザ等が流行します。また、年間を通してサルモネラや、赤痢による食中毒が散見されます。
 その他、春から夏にかけてダニ脳炎(ダニが媒介)などが見られますので、森林や草地に入る場合には肌を露出しないよう長袖、長ズボン、帽子などを着用するとともに、ダニ除けスプレーを使用してください。

4 医療事情
 エストニアの医療水準はある程度高いものの、医療関係者が英語を解さない場合もあります。十分な説明を求めるとともに可能であれば英語の出来る職員の対応を求めるとよいでしょう。
「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/estonia.html )において、エストニアの衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、感染症の最新の流行状況や必要な予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/index.html )を参考にしてください。

5 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html )をご確認ください。

6 海外旅行保険への加入
 海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。
 旅行・滞在中の予期せぬトラブルに備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


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