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● 風俗、習慣、健康等

1 宗教、習慣
 カトリック信者が多く、日曜日の午前中は一部の施設、店舗が閉まっており、また、公共交通機関の運行本数も少なくなります。

2 禁煙
 屋内や乗り物内などは禁煙です。

3 衛生
(1)水道水は通常そのまま飲んでも問題ありませんが、近年、一部の浄水施設において殺菌行程に不備が生じた可能性があるとして、水道事業者から、煮沸してから利用するよう一時的な警告が出たことがあります。

(2)食中毒、肝炎等の発症例がありますので、生ものには十分注意してください。また、食品の安全に関する情報は、以下のアイルランド食品安全局のホームページもご参照ください。
 https://www.fsai.ie/

4 医療事情
(1)アイルランドの医療水準は比較的高いといえます。アイルランドでは、疾病等の際には、まず、ホームドクター(GP、General Practitioner)の診察を受け、その紹介状を持って専門医に行くというホームドクター制度が採用されています。このため、ホームドクターを経ずに直接受診できる専門医は急患を除き歯科医のみです。
 緊急医療体制は整備されているとはいえ、医師不足、看護師不足、病床不足の影響は深刻で、公立病院(Public Hospital。無料または低料金)の場合、入院が必要であっても直ちに入院できない場合が多くあります。私立病院(Private Hospital)の料金は高額ですが、公立病院より早く治療・入院することができます。
 なお、救急車で搬送されても差し迫った生命の危険がないと判断されると、場合によっては長時間待たされることがあります。

(2)「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/ireland.html )において、アイルランド国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

5 海外旅行保険への加入
 海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。
 旅行・滞在中の予期せぬトラブルに備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。

6 日本人団体等
(1)アイルランドに日本人会はありません。
(2)ダブリンに日系企業の団体「在アイルランド日本企業懇話会」があります。同団体の問い合わせ先につきましては、在アイルランド日本国大使館経済班にご照会ください。
(3)ダブリンに補習授業校が2校あります。詳細については、同大使館領事班にご照会ください。

7 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の以下のホームページをご確認ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

8 参考ウェブサイト
 アイルランド政府の公共サービス案内サイト「Citizens Information」では、アイルランドの生活に関する情報を多分野にわたり掲載しています。
 ホームページ:https://www.citizensinformation.ie/en/


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