=-=-=-=-=-=-=-=

=-=-=-=-=-=-=-=
● 風俗、習慣、健康等

1 風俗・宗教
(1)ギニアビサウは多くの部族から成る国家であり、また、宗教についてもキリスト教、イスラム教、アニミズム(精霊崇拝)など様々です。
(2)イスラム教では、金曜日が集団礼拝の日とされており、その機会を利用して、政治的スピーチやデモが行われ、それが大規模化、暴徒化する場合があります。またその際、モスク等宗教施設、デモ等を狙ったテロや襲撃が行われることもありますので、特に金曜日には不用意に宗教施設等に近づかないようにしてください。

2 飲用水等
 水道水は飲料に適さないため、市販の安全なミネラルウォーターの使用をおすすめします。また、電気、水道等のインフラは十分でなく、停電や断水が頻繁に発生しています。

3 黄熱
 WHOにより黄熱予防接種が推奨されており、9か月以上の渡航者はギニアビサウへの入国に際し、予防接種証明書の提示を求められることがあります。黄熱病予防接種証明書(イエローカード)は接種後10日目から有効となりますので、早めに受け、渡航時には忘れずに当該証明書を携行してください。なお、2016年7月から、有効期間は、これまでの10年間から生涯有効に延長されています。
○厚生労働省検疫所ホームページ「黄熱について」
 http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html

4 その他感染症
 マラリア、ジカウイルス感染症等、蚊が媒介する感染症が流行することがあります。防蚊剤や蚊帳などを使用する、夜間の外出を控える、やむを得ない場合は肌の露出を控えた服装で、虫除け剤などの忌避剤を使用するなど十分な感染症予防に努めてください。渡航される際は、次の感染症広域情報および厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
○感染症広域情報
 http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfo.asp
○厚生労働省検疫所ホームページ
 http://www.forth.go.jp

5 医療事情・海外旅行保険
 ギニアビサウの医療水準は日本と比べて低く、十分とはいえません。重篤な病気や怪我の場合は国外への搬送が必要となり、高額な医療費や移送費が発生することが想定されますので、緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することを強くおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


−−−−−−−−−−
トップページ
−−−−−−−−−−