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● 風俗、習慣、健康等
1 風俗、習慣、国民性に関する留意事項
(1)一般的事項
エリトリア政府批判に対する取締りは非常に厳しいので、注意が必要です。
(2)宗教関連
アスマラ市がある内陸部(高地)にはキリスト教徒が、紅海沿岸地域や西部地域等の低地にはイスラム教徒が多く住んでいるとされています。宗教間の対立等は日常的にはないものの、エリトリア政府による宗教指導者の逮捕・拘束事例もあり、宗教に関する集会等には近づかない等注意が必要です。
2 衛生事情、病気
(1)水、食料品等
水道水は直接飲まないようにし、市販されているミネラルウォーターを利用することをおすすめします。また、生ものや生野菜を食べることは避けた方が無難です。
(2)一般の疾病
アスマラ市は、海抜2,400メートルの高地に位置しているため、高山病症状(酸素不足による頭痛、息切れ等)を来すことがあります。高度に慣れるまでは、激しい運動や多量の飲酒は避けた方が無難です。
(3)風土病および感染症
紅海沿岸のマッサワ、アッサブや西部地域等の低地へ旅行する際には、医師に相談の上、マラリア予防薬の服用をご検討ください。また、予防のために、蚊に刺されないための注意が必要です。
(4)予防接種
念のため、渡航前に黄熱の予防接種(黄熱リスク国から渡航する場合)に加え、肝炎、破傷風の予防接種をおすすめします。以下の厚生省検疫所ホームページを参考にするとともに、詳しくは医師にご相談ください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp )
(5)医薬品
アスマラ市で購入する場合であっても、種類が少なく数も限定されていますのでご注意ください。また、医薬品によっては日本人には合わない(副作用が出るなど)ものもありますので、日本で医師や薬剤師から処方を受けた上で常備薬を持参されることをおすすめします。
3 医療事情
(1)全般
エリトリアの医療機関の医療水準は十分ではありません。エリトリアに訪問を予定している場合は、このことを念頭に置きつつ、安全面に留意し、医療面の十分な対策を講じておくよう心掛けてください。
(2)医療機関
ア Sembel 病院
所在地:アスマラ市
TEL:+291-1-150175
備考:入院も可能で救急は24時間体制。MRIあり。
イ Orotta 病院
所在地:アスマラ市
TEL:+291-1-201917または+291-1-127762(小児科)
備考:入院も可能で救急は24時間体制。CTあり。
(3)海外旅行保険
重症疾患や手術が必要な場合には、国外移送を選択せざるを得ない場合がありますので、緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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