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● 風俗、習慣、健康等
1 概要
ナイジェリアには、言語、宗教、風俗を異にする約250の民族グループがありますが、中でもハウサ・フラニ人(50%程度)、ヨルバ人(18%程度)、イボ人(11%程度)で全人口の3分の2を占めています。
2 政情不安
1960年の英連邦からの独立以来、軍事クーデターが7回発生しています。こうした政情不安の背景には、地域・民族間対立(北部ハウサ・フラニ人、南西部ヨルバ人、南東部イボ人)、宗教対立(北部イスラム教徒と南部キリスト教徒)、石油資源の利益を巡る争い(南東部)等が影響しています。
3 健康管理
(1)医療事情一般
「世界の医療事情(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/nigeria.html )」において、ナイジェリア国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(http://www.forth.go.jp )
(2)医療機関
ラゴスおよびアブジャ市内には幾つかの医療機関が存在しますが、医療水準・設備・衛生面だけではなく医薬品の信頼性にも問題があり(偽物が氾濫)、ごく一部の私立病院以外は日本人の利用には適しません。設備が整った私立病院の医療費は高額であり、また重症患者(重症マラリア、脳心臓疾患、重篤な交通外傷など)の対応は困難であるため、国外(欧州、南アフリカ共和国等)への緊急移送が必要になる場合があります。移送費はかなり高額で、容体によっては数千万円程度かかる場合がありますので、緊急移送費用を含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。
保険について、詳しくは「海外旅行保険加入のおすすめ」もご参照ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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