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● 風俗、習慣、健康等

1 風俗、習慣、国民性
 ケニア人は一般的に陽気な国民性で知られています。また、困った人がいたら面倒を見る、裕福な人が貧しい人の面倒を見るといった相互扶助の精神(通称ハランベー)で繋がっているともいわれており、年長者は尊敬されています。

2 医療事情(医療機関の状況、緊急医療体制等)
 ケニアにおける一般的な医療事情は下記の通りです。その他、外務省ホームページ上の「世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/kenya.html )」において、ケニア国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
(1)現地の医療水準および設備
 一般的にケニアの医療水準は高くありません。一般的な消化器疾患・呼吸器疾患はナイロビで治療可能ですが、脳神経疾患・循環器疾患・多発外傷などは先進国への移送を考慮すべきです。万一の怪我や病気に備えて、緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行傷害保険に加入することを強くおすすめします。海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。
 ナイロビ市内で日本人および外国人が利用可能な病院は、ナイロビ病院、アガカーン病院、エム・ピーシャー病院など、私立の病院に限られます。これらの病院はX線撮影機に加えてCTや血管造影機を備え、東アフリカでは高い水準にあると言えますが、日本や欧米先進国のような水準は期待できません。

(2)緊急医療体制
 時間外受診の場合は病院の救急外来(Casualty)を受診することができます。一般救急の場合はナイロビ病院、アガカーン病院をおすすめします。
救急車の制度としては、St. John’s Ambulance という搬送組織がありますが、保有する車の台数が少なく、すぐには来てくれないことがありますので、緊急時は自家用車かタクシーの利用をおすすめします。

(3)日本から持参した方がよい医薬品類
 使い慣れた常備薬(風邪薬、整腸剤など)があれば日本から持参することをおすすめします。慢性疾患等(高血圧・糖尿病など)で継続して服用している医薬品があれば、主治医から英文の処方箋をもらっておくことをおすすめします。経口医薬品の多くはケニアの薬局でも購入できます。


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