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● 風俗、習慣、健康等

1 言語、民族および宗教
(1)アンゴラの旧宗主国はポルトガルであり、公用語はポルトガル語です。部族語もありますが、アンゴラ人同士でもポルトガル語で会話しており、ポルトガル語が広く行き渡っています。英語を話すアンゴラ人は限定的でありますが、都市部のホテルやレストラン等に限り英語が通じる場所も増えてきています。内陸地域では、ウンブンドゥ語、キンブンドゥ語、チェクウェ語といった部族語しか解さない人が多いです。

(2)アンゴラ人の大部分はバンドゥー系であり、人種および言語的に概ね9つの部族に大別できます。最大部族は人口の37%(2013年推計)を占めるオビブンドゥ族であり、ウアンボ州を中心とした中央高地、南部に居住しています。第2の部族がキンブンドゥ族であり、ルアンダ市を中心とした海岸部および北部を中心に居住しており、人口の約25%を占めていると言われています。

(3)2014年に行われた国勢調査による信仰宗教の割合は、カトリック41%、プロテスタント38%、無宗教12%、アニミズム0.6%、イスラム0.4%、ユダヤ0.2%となっています。キリスト教が最も信仰されており、約8割 を占めています。都市部には教会(カトリック、プロテスタントなど)が多数あります。地域によっては、伝統的な土着宗教も根強く信奉されています。

2 医療事情および予防接種等
(1)医療事情
 公立病院は設備や医療スタッフが乏しく、日本人が満足な治療を受けることは難しい状況です。
 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/angola.html )において、アンゴラ国内の衛生・医療事情・予防接種等を案内していますので、渡航前には必ず確認してください。

(2)予防接種
 アンゴラは黄熱流行国であり、WHOにより黄熱リスク国に指定されています。アンゴラ入国時に生後9ヶ月以上の渡航者に対して黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が求められることがありますので、必ず入国10日前までに黄熱予防接種を行い、渡航時には同証明書を忘れず携行してください。接種機関等については、厚生労働省検疫所のホームページ(https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html ) を参照してください。
その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 感染症情報(https://www.forth.go.jp/

(3)海外旅行保険
 緊急・重症の場合には、ヨーロッパや南アフリカなどの医療先進諸国へ緊急移送する必要があります。アンゴラへの滞在を予定している場合は、緊急移送費を含めた十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


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