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● 風俗、習慣、健康等

1 民族、宗教
(1)フィジーは、人口の約6割を占める先住民系フィジー人、人口の約3割を占めるインド系フィジー人、様々な出身・民族の人々が暮らす他民族国家です。
(2)地方の村や宗教施設等を訪れる際は、それぞれの民族や宗教の決まりに従う必要があります。地方の村を訪れる場合、女性は丈の長いスカートなどで足を隠す服装を求められる場合があります。

2 気候
 フィジーには雨季(11月〜4月)と乾季(5月〜10月)があり、スバ市は年間を通じて雨が多く、平均的な湿度が60%〜80%あります。一方で西部地域のナンディ町周辺は比較的晴れが多い特徴があります。特に11月〜4月の雨季は日差しが強いため、帽子や日傘を使用し、水分補給をこまめに行うといった配慮が必要です。

3 衛生・注意すべき病気・医療事情
(1)一般事情
 フィジーの医療や公衆衛生の水準は、先進国に比べ低いと言わざるを得ません。必要に応じて、常備薬等を携行してください。フィジー国内の衛生・医療事情等は、外務省ホームページ「世界の医療事情」で案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。海外渡航者向けの情報は厚生労働省検疫所ホームページでもご覧いただけますので、あわせてご確認ください。
 ◎世界の医療事情:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/oceania/fiji.html
 ◎厚生労働省検疫所FORTH 地域別情報(メラネシア):https://www.forth.go.jp/destinations/country/melanesia.html
(2)海外旅行保険
 大きな病気やケガの場合には、オーストラリアやニュージーランドといった最寄り先進国へ渡航する必要があり、急ぐ場合はチャーター機による緊急搬送となる可能性もあります。これらの医療費は高額となりますので、十分な補償内容の海外旅行保険に加入してください。外務省海外安全ホームページ「海外旅行保険加入のおすすめ」もご確認ください。
 ◎海外旅行保険加入のおすすめ:https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html
(3)医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省ホームページおよび、フィジー歳入関税庁(FRCS)ホームページをご確認ください。
 ◎厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

4 自然災害
(1)暴風雨
 フィジーは例年11月から4月まで雨季にあたり、この時期にはサイクロンや発達した熱帯低気圧による暴風雨が発生する頻度が高まります。この時期に渡航を計画する場合は、出発前に旅行会社から最新の情報を入手するなどして注意してください。滞在中の天候はフィジー気象局ホームページでもご覧いただけます。
 ◎フィジー気象局(Fiji Meteorological Service):http://www.met.gov.fj/
(2)地震
 揺れを感じた場合は、速やかに地震情報を収集し、津波の危険性がある場合には、現地当局等の指示に従って海岸付近から高台に避難してください。地震および津波情報は、米国地質調査所(USGS)のXアカウントでもご覧いただけます。
 ◎米国地質調査所X:https://x.com/USGS_Quakes


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