=-=-=-=-=-=-=-=
=-=-=-=-=-=-=-=
● 風俗、習慣、健康等
1 風俗、伝統、習慣等
(1)サモアは伝統的な指導者(マタイ)制度が根強く残る部族社会であり、地方では何をするにもまず村のマタイの承認を得ることが必要です。また、民家(ファレ)の前を通る時には、内部を覗き見ないようにするなど、住民の感情を害することのないよう注意する必要があります。
(2)一般的にサモア人女性は肌を露出せず、水泳をする時はTシャツを着て泳ぐので、外国人であってもビーチでは露出度の高い水着の着用は控えてください。
2 衛生
生水や魚介類による下痢疾患もよく見られますので、飲用にはミネラルウォーターを使用し、魚介類はよく熱の通った料理を食べるようにする必要があります。
3 感染症等
(1)デング熱
サモアにおけるデング熱患者の急増に伴い、サモア保健省は2024年4月19日にデング熱流行を宣言しました。サモアでは雨季に蚊が媒介し高熱を伴うデング熱が発生しますが、デング熱には予防接種や有効な予防薬がないことから、蚊にさされないようにすることが肝要です。なるべく肌を露出しないよう長袖、長ズボン等を着用するなどして蚊に刺されないよう十分注意してください。
(2)狂犬病、破傷風等
現地では防犯のために、数頭の犬を放し飼いにしている家庭が多く、これらの犬は訪問者に対し見境無く吠え、噛みつく恐れもありますので、知人の犬であっても容易に近づかないようにしてください。実際に、日本人を含め観光客が犬に噛まれた事例が発生しています。サモアでは狂犬病はないと言われていますが、万が一噛まれた際は、狂犬病とともに破傷風の危険もあるため、必ず病院を受診してください。また、渡航前に予防接種を受けておくことを検討してください。
4 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/oceania/samoa.html )において、サモア国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/index.html )
5 海外旅行保険への加入
海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。
旅行・滞在中の予期せぬトラブルに備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
−−−−−−−−−−
トップページ
−−−−−−−−−−