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● 風俗、習慣、健康等

1 風俗習慣
(1)国民のほとんどがイスラム教徒ですので、イスラム教に対する批判はもちろんのこと、宗教論議は行わない方が無難といえます。
 服装については、主として農村部や南東部県等、宗教色の強い保守的な地域では、肌を過度に露出するような服装は控えた方が無難です。また、モスク(寺院)など宗教的な施設を訪れる際には、女性は頭にスカーフの着用を求められます。
 飲酒は都市部や観光地では比較的自由で、酒類を提供するレストランもあるほか、商店でも購入可能です。ただし、飲酒運転、泥酔・めいていするなどの他人への迷惑行為は処罰の対象となります。
(2)イスラム教では、金曜日が集団礼拝の日とされており、その機会を利用して、政治的スピーチやデモが行われ、それが大規模化、暴徒化する場合があります。また、その際、モスク等宗教施設やデモ等を狙ったテロや襲撃が行われることもありますので、特に金曜日には不用意に宗教施設等に近づかないようにしてください。

2 国民性
 一般的に明るく陽気で、概して親日的と言われています。ただし、すべての人が親切だとは限らないことに十分留意する必要があります。

3 衛生事情
 飲用には水道水を避け、市販の飲用水を利用するようお勧めします。

4 病気
(1)市街地、観光地に野犬や野良猫が多数います。狂犬病の発生国ですのでこれらの哺乳類との不用意な接触は避けてください。
(2)クリミア・コンゴ出血熱による死者が毎年報告されています。クリミア・コンゴ出血熱ウイルスはマダニによって媒介され、主にマダニの活動が活発となる春から初夏にかけて特に黒海沿岸地域で発生しています。草むらや公園の芝生等に触れた後はダニが体に付いていないか確認することをお勧めします。ダニに咬まれているのを発見した場合は、自分で取り除かず医師の診察を受けてください。
(3)「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/nm_east/turkey.html )において、トルコ国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp

5 海外旅行保険への加入
 海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが多くあります。
旅行・滞在中の予期せぬトラブルに備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


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