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● 風俗、習慣、健康等

1 気候
 夏季には気温が非常に高くなり、特に5月から9月(盛夏季)には、日陰でも気温が50度以上になります。日射病、熱射病(熱中症)にかかりやすいので、炎天下での行動は可能な限り避けてください。また、この期間は屋外に出るのがためらわれ、空調設備の整った室内での生活が長くなるため、運動不足にならないよう気をつけてください。
 なお、冬季(11月から3月)は気温が平均20度前後となり、朝晩は一桁近くまで冷え込むこともあります。

2 食事
 食生活はカロリーの高い肉類が多く、夏季の運動不足とも重なり、肥満、糖尿病、痛風等の生活習慣病の発症率も高くなっています。これらの予防対策として、スポーツクラブ等での定期的な運動や日常食生活の工夫等、日々の健康管理が重要です。

3 病気
 主立った風土病等はありませんが、空気中のホコリやちりが極めて多く、特に砂嵐の時期には、耳・眼・鼻を傷めやすいので、うがいや洗眼を励行してください。コンタクトレンズの使用は当地の環境には適していません。

4 飲料水
 水道水は、海水浄化装置により生産される蒸留水であり、そのまま飲用する場合は、タンクや送水管の腐食の汚れをフィルターで除去する必要があります。ただし、飲用には水道水よりも市販されているミネラルウォーターが適しています。

5 医療事情
(1)日本等の医療先進国に比べると、医療水準は劣ります。また、医師の大半は英語を解しますが、受付などのスタッフはアラビア語しか通じないこともあります。医療機関で受診する場合には、私立病院の方がより安心できると考えられますが、医療費は高額になります。また、より緊急で高度な医療が必要な場合には、対応可能な施設を有する欧州等国外の医療施設への緊急移送や医療移送を行うことも想定されます。

(2)「世界の医療事情」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/nm_east/kuwait.html )においてクウェート国内の衛生・医療事情や現地医療機関の情報を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp

6 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

7 海外旅行保険への加入
 海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。
 旅行・滞在中の予期せぬトラブルに備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。


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