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● 風俗、習慣、健康等

1 宗教
イスラエルではユダヤ教の戒律が市民生活に大きく影響しており、祝祭日、安息日(毎週金曜の日没から土曜の日没まで)には、一部例外を除き、路線バス、鉄道等の公共交通機関(タクシーを除く)は運行せず、大半の商店も休業します。ユダヤ教の戒律を厳しく守っているユダヤ人居住区(エルサレム市メア・シェアリム地区等)では祝祭日、安息日に自動車を乗り入れたり、写真を撮影したり、賑やかに騒いだりするとトラブルの原因となり、場合によっては投石等を受けることもあります。
また、イスラム教徒にとって、毎週金曜日は合同礼拝が行われる休日となり、祝祭日についてもユダヤ教とは異なるため、イスラム教徒居住区へ入る場合は注意が必要です。
ユダヤ教シナゴーグ、イスラム教モスク、キリスト教会等の宗教施設ではノースリーブやショートパンツ、膝上までのスカート等、肌の露出の多い服装では入場できない場合がありますので注意が必要です。

2 予防接種
入国に際して、義務づけられた予防接種はありませんが、後述の世界の医療事情および以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp

3 医療事情
(1)医療水準は高く、安心して診療が受けられますが、治療費が高額なため、海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが多くあります。 旅行・滞在中の予期せぬトラブルに備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。

(2)「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/nm_east/israel.html )において、イスラエル国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。

4 医薬品の持込み、持出し
医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の以下のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

5 その他
(1)水道水は、石灰分(硬水)が多く含まれているため、飲み慣れない日本人にとっては、下痢・腹痛等の原因ともなりかねませんので、ミネラルウォーターの利用をお勧めします。
(2)夏場(5月〜9月)は日差しが特に強いので、サングラスや帽子を用意する等の対策が必要です。また、この期間はほとんど雨が降らず、空気が乾燥しているので、十分な水分の補給にも留意することが必要です。


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