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● 風俗、習慣、健康等

1 風俗・習慣
 ミャンマー国民の多くは仏教への信仰心が厚いため、反仏教的な言動は避ける必要があります。パゴダ(寺院)の境内に入る際は、必ず裸足にならなければなりません。これを無視することは、仏教に対する不敬とされています。また、左手は不浄とされているので、握手や物品の授受には左手を使用しないこと、人の頭に手を置くことは嫌われるので、安易に子供の頭を撫でたりしないこと等にも注意が必要です。また、女性が足を見せることは不適切とされていますので、ミニスカートやショートパンツの着用は控えることをお勧めします。

2 医療事情
 一般的にミャンマーの医療水準は低く衛生状態も良いとは言えません。最近では、設備の整った外国人専用窓口のある私立病院も開設されていますが、日本では容易に受けられる手術ができないなど、ミャンマーの医療設備は先進諸国と比べて遅れています。
 これらの医療事情より、ミャンマーで手術や集中治療を要する病気になった場合は、日本へ緊急搬送されることが多いため、海外旅行保険に加入される際は、国外への緊急移送を考慮して、搬送費用を含めた十分な保証内容のプランに加入することをお勧めします。また、保険証券番号とパスポート番号は常に控えるとともに、原本の保管場所を同行者や家族等が把握しておくなど、緊急時に備えておいてください。
 ミャンマーにおける衛生・医療情報については、次の「世界の医療事情」で案内していますので、渡航までには必ずご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/myanmar.html
その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報 http://www.forth.go.jp

 日本の外務省は、新型コロナウイルスに関する感染症危険情報を発出していますので、引き続き海外安全ホームページなどを通じて動向を注視してください。
(参考)海外安全ホームページ(感染症広域情報)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/search/pcinfectioninfo.html#widearea


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