情報種別:海外安全情報(スポット情報)
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ネパール:タライ地域での政治抗議行動に伴う注意喚起(新規)
2017年3月8日
【ポイント】
●本年5月14日に実施予定の地方選挙及び憲法改正議案の扱いをめぐり,タライ地域において各政党間の対立が激化し,抗議活動の暴徒化,治安部隊との衝突により死傷者を出す事案が発生していますので,十分注意してください。
【本文】
1 ネパールでは,本年5月14日に実施予定の地方選挙や,審議中の憲法改正議案の扱いを巡り各政党が対立しており,特にネパール南東部のタライ地域(インドとの国境付近の平原地帯)において,マデシ系政党支持者による抗議行動等が発生しています。
2 そうした中,3月6日,サプタリ郡において,マデシ系政党による抗議活動が過激化し,治安維持活動を行っていた警察部隊とマデシ系政党支持者との間で衝突が発生しました。
この衝突で一部抗議活動参加者が小型爆弾を投げるなど暴徒化したため,警察側は催涙ガス等で対応しましたが収まらず,最終的には銃撃により鎮圧する事態となり,結果として4人が死亡,11人が負傷し,警察側にも35名の負傷?が出ました。
3 なお,マデシ系民族政党は,2015年9月から2016年2月までの間,反政府活動の一環としてインドとの国境を封鎖し,車両を放火するなど,過去にも過激な行動を起こしています。
4 つきましては,ネパールへの渡航・滞在を予定している方は,上記情勢に留意の上,報道等から現地の最新情報を入手し,状況に応じて旅行計画を変更・延長することも含め,自身の安全確保に努めてください。
また,万が一,抗議集会やデモ等,人が集まっている場所などを見かけた場合には決して興味本位で近づかず,その場から速やかに離れるなど身の安全を確保してください。
5 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,在ネパール日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時に在ネパール日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地公館連絡先)
在ネパール日本国大使館
住所:1253 Narayan Gopal Sadak Panipokhari,Ward No.3, Kathmandu, (North), Nepal (P. O. Box 264)
電話:(市外局番01)4426680
国外からは(国番号977)-1- 4426680
FAX : (市外局番01)4414101
国外からは(国番号977)-1−4414101
ホームページ: http://www.np.emb-japan.go.jp/jp/index.html
○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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