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● 査証、出入国審査等

(メキシコ政府は査証に関する規則と手続きを2012年11月9日付で変更しました。手続や規則に関する最新の情報については、駐日メキシコ大使館ホームページ(https://embamex.sre.gob.mx/japon/index.php/ja )を参照または直接(電話:03-3581-1131)問い合わせてください。)

1 査証
(1)査証が免除される場合
 日本とメキシコの査証免除取極により、メキシコに観光、商用等(報酬を受ける活動を除く)を目的とした180日以内の滞在の場合は査証を取得する必要はありません。ただし、ツーリストカードである「数次入国フォーム(FORMA MIGRATORIA M?LTIPLE:FMM)」を航空機内等で入手して記入し、入国時に提出する必要があります。手数料(DERECHO DE NO INMIGRANTE:DNI)は、空路での入国の場合は航空運賃に含まれていますが、陸路での入国は、メキシコ国境通過後、いわゆる入国管理局に相当する国家移住庁(Instituto Nacional de Migraci?n:INM)の事務所に自ら立ち寄ってFMMを記載して提出した上で、同手数料の支払い及び税関申告を必ず行ってください。国境通過時に入国審査が無いからといって手続きを怠ったため、入国後検問等にて身柄を拘束され、強制送還される事案も発生しています。

(2)査証または在留許可証が必要な場合
 メキシコに180日以上滞在する場合、或いは、短期間であっても営利活動または報酬を受ける活動を目的とする場合は、メキシコ入国前に最寄りのメキシコ大使館または総領事館で査証を取得してください。

2 出入国審査
(1)空路での出入国
 入国審査時に手続きしたFMMの半券は出国時に必要となります。この半券(出国カード)は航空機への搭乗時に回収されますが、所持していない場合には航空会社から搭乗を拒否されます。よって、盗難等によって紛失した場合は、検察官事務所等で盗難証明を入手(無料)した上で、国家移住庁にて出国カードを再発行申請(有料)する必要がありますので、出国カードや在留許可証は紛失しないよう十分注意してください。

(2)米国からの出入国
 ア 米国から陸路でメキシコに入国する場合も、入国前にFMMを入手し、入国時に入国許可印(入国日付、入国地点等の記載がある)を押印してもらう必要があります。入国審査官が見当たらない時でも、審査官を探し必ず正しい入国審査を受けてください。入国審査官が押印の必要なしと言う場合でも頼んで押印してもらうことが必要です。

 イ 米国に留学している学生で、学校の休暇などを利用してメキシコに旅行する人が増加していますが、米国への再入国に不可欠な「I-20」様式を携帯していなかったため、予定どおりの日に米国に戻れないケースがあります。米国から一時出国し、再度米国へ戻る場合には、再入国に必要な「I-20」などの滞在許可証を必ず携行してください。また、米国での留学終了後にメキシコを訪問し、米国への再入国を予定している場合は、米国における学生の身分が終了しているため学生査証での再入国を拒否される場合があるので、注意が必要です。

(3)入国審査
 メキシコの法律により、外国人の入国審査において疑義が生じた場合、下記ア〜ケの事項について、その裏付けを求められることがありますので、十分な準備をお願いします。
 ア パスポートまたは国際法に基づく渡航文書(必要な場合はビザまたは移民に関する文書)
 イ 当該外国人について必要とされる個人情報
 ウ 渡航目的
 エ 居住地または前滞在地
 オ メキシコ国内における住所及び滞在期間
 カ 必要とされる場合、当該外国人を雇用または招へいする個人・法人に関する名前、商号、住所等
 キ 居住地または前滞在地で従事する活動及びメキシコ国内で行う活動
 ク メキシコのビザを持っている外国人の場合を除き、メキシコ国内滞在中の生活手段
 ケ メキシコ出国時に利用する交通機関

(4)未成年者の単身または親権者以外の第三者に同伴された出国
 未成年者が親権者の同伴なく、単独または成人の第三者とともにメキシコを出国する場合、国家移住庁への申請が必要です。こちら(https://www.gob.mx/inm/acciones-y-programas/formato-de-salida-de-menores )から必要事項を入力したフォーマットを印刷し、「未成年者のパスポート」、「未成年者の出生証明書」、「親権者の身分証明書」、第三者の同伴者がいる場合は「同伴者の身分証」の原本及び同写し3部とともに国家移住庁に持参して手続きを行ってください。

(5)ハーグ条約
 メキシコは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

3 外貨申告
 入国時に、税関申告書に総額1万米ドル相当以上の現金及び小切手(日本円も含む)等を所持しているか否か、所持している場合には、その所持金額を申告する必要があります。また、出国時にも、1万米ドル相当以上の現金及び有価証券等の持ち出しについては、申告が必要であり、未申告であった場合は、メキシコ連邦関税法違反として、罰金措置が執られます。更に、未申告金額が3万米ドルを超える場合には、メキシコ連邦租税法(密輸相当)が適用されて、3万米ドルを超える金額は国庫に没収されると共に、身柄が拘束されます。実際に、税関申告書で申告せずに多額の現金を持ち込んだ日本人が当局に拘束される事案も発生しています。

4 通関
(1)持ち込み制限
 ア 植物(米、野菜、果物、種子)、土、肉類、魚類などは、持ち込みが禁止されています。国際旅行者の荷物(旅具)と見なされる範囲については、免税で持ち込むことが出来ますが、免税範囲を超える場合、税関申告書で申告を行う必要があります(免税範囲については細かい規定があるので事前確認が必要)。申告内容の如何に拘わらず、荷物は開けて検査されることがあります。特に、段ボール箱の荷物は厳しく検査される傾向にあります。

 イ 同種の品物を多数持っていると、贈答用であっても、販売用(個人輸入)ではないかととらえられ、税関職員とのトラブルの原因になります。また、アルコール飲料やタバコを旅具の範囲外で持ち込む場合、多額の関税(品目によって税率が異なるため、個別の確認が必要)がかかり、現在メキシコではその場での破棄も認めない対応をとっているため、多額の税金を請求されたというトラブルが報告されています。

 ウ 麻薬類の持ち込みは禁止されています。また、日本の市販薬の中には、メキシコ国内法の禁止成分が含まれているものもあり、薬剤の持ち込みに関するトラブルも発生しています。不要なトラブルを避けるため、薬剤や類似物(ビタミン剤等)の持ち込みに際しては、オリジナル容器で携行する、滞在に必要な量及び予備のみを持参する、医師等発行の薬剤携行証明書(英文)を携行する、税関で申告する等の注意が必要です。なお、詳細な法規制については、駐日メキシコ大使館(電話:03-3581-1131)へご確認ください。
 また、医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては、後述の「風俗、習慣、健康等」の「6 医薬品の持ち込み、持ち出し」を参照ください。

(2)持ち出し制限
 考古学上、歴史上または美術上重要な物品やワシントン条約等で禁止されている動物等の持ち出しは禁止されています。

(3)車両
 レンタカーや自己所有の車両でメキシコに入国しようとする場合は、車両の一時輸入許可を取得する必要があります。但し、国境線から20km以内の地域、または一部の州内(国境地帯等)の移動については一時輸入許可の必要はありません。車両にて入国する際には、事前に訪問先の情報を確認願います。

○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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