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● 査証、出入国審査等

※カザフスタン当局による新型コロナウイルス感染症関連の入国制限措置等はすべて撤廃されました(2023年5月28日、カザフスタン保健省発表)。

 カザフスタンへの入国手続きや各種規則に関する最新の情報は、在日カザフスタン大使館(電話:03-3589-1821)等に確認してください。

1 査証
(1)短期滞在
 カザフスタン側の一方的査証免除措置により、日本国籍者は30日以内の短期滞在であれば査証は免除されます(1回あたりの滞在は30日間まで。最初の入国日から起算して180日の間に合計90日まで)。
(2)中・長期滞在
 滞在期間が30日を超える中・長期滞在の場合には、査証が必要です。詳しくは、在日カザフスタン大使館等(https://www.gov.kz/memleket/entities/mfa-tokyo/activities/5490?lang=ja )にあらかじめご確認ください。

2 入国および外国人の滞在通知手続き
(1)入国手続き
 入国カードの廃止(2020年1月11日)により、30日以内の短期滞在の場合、入国審査の手続きは、入国審査官がパスポートに日付の入ったスタンプを押印するのみとなりました。渡航者本人による滞在登録も不要です。 

(2)受入れ側による外国人の滞在通知手続き
 受入れ側(宿泊施設等のほか、個人も含む)は、到着後3業務日以内に以下のいずれかの方法で外国人の滞在を当局に通知する必要があります。
ア 移民局に直接連絡(連絡先は下記※参照。紙媒体で直接移民局に提出)
イ ビザ・移民ポータル(https://www.vmp.gov.kz/en/ )への登録
ウ 移民局通報システム「e-コナク」(https://eqonaq.kz/?lang=en )への登録
(注)査証の有無にかかわらず、すべての場合で受入れ側による通知手続が必要です(外国人本人による移民局への申請は不要)。

※ アスタナ市警察移民局
(Управление миграционной службы департамента полиции города Астана)
 住  所 : Imanova str, 31
 電話番号 : 8(7172)37-48-60
 受付時間 :平日9時00分〜18時00分(12時30分〜14時30分は昼休憩)
 土曜、日曜、祝日は休業

※ アルマティ市警察移民局
(Управление Миграционной Службы Департамента Полиции г. Алматы)
 住  所 : Karasai Batyra, 109A
 電話番号 : 8(727)254-50-57
 受付時間 : 平日9時00分〜17時30分、(13時00分〜14時30分は昼休憩)
 土曜、日曜、祝日は休業

(3)滞在期間の延長
ア 査証免除措置を利用してカザフスタンに入国した外国人は、原則として滞在期間の延長ができません。
イ 商用目的等、査証を得て入国した外国人は、滞在期間の延長を希望する場合、移民局に申請する必要があります。申請せず滞在した場合は不法残留となり、出国査証の取得が必要となります。当該手続き終了まで出国ができず、また、罰金のほかに弁護士費用や通訳費用等を請求されることがあります。
 なお、職務質問する警察官や、出国審査場の審査官が違反者から罰金を直接徴収することはありません(すべて銀行振込)。もしそのような要求があった場合は、在カザフスタン日本国大使館ホームページの安全情報「官憲の不当な金銭要求への対応について」(https://www.kz.emb-japan.go.jp/jp/safety/kanken.htm )に従って対応し、正規の手続きに関して説明を受けるようにしてください。

(4) 指紋登録について
 2024年1月1日より、カザフスタンの国内外を問わず、外国人がカザフスタン査証を申請する場合やカザフスタンの居住許可証を新規取得・切替・変更する場合等の指紋登録が義務化されました。

3 税関手続き
(1)現金等の持込み、持出し
 入出国時に10,000米ドル相当額以上の現金等を持ち込む、または持ち出す場合は、税関に申告する必要があります。また、入出金取引証明等は、持ち込んだ現金を預金する際に提出する必要がありますので、必ず保管するようにしてください。

(2)持込み禁止物品
 兵器および弾薬、麻薬や向精神薬およびその使用器具、戦争・テロ・暴力・人種差別を拡散することを目的として出版された書物、ポルノグラフィー等があります。特に違法薬物に対する取締りは、厳しく行われています。

(3)持出し禁止物品
 兵器および弾薬、麻薬や向精神薬およびその使用器具、芸術・文化・歴史について重要な価値を持つ美術品、鹿類の角、レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)に記載された動植物、無効となったカザフスタンの銀行券(旧紙幣)等があります。


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