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● 査証、出入国審査等

(手続きや規則に関する最新情報は駐日モロッコ大使館(電話:東京03-5485-7171)にお問い合わせください。)

1.入国査証について
 日本国籍所持者の場合,90日以内の滞在については,査証は不要です。90日を超えて滞在する場合には,入国した日から90日以内に居住地を管轄する警察署外国人課に対して「滞在許可証(CARTE DE SEJOUR)」の交付を申請する必要があります。

2.出入国審査における注意事項
(1)パスポートの残存有効期間
 モロッコ入国に際し,パスポートの残存有効期間が90日以上必要です。入国後90日以内にパスポートの有効期間満了日を迎える場合は入国を拒否される可能性がありますので,パスポートの更新手続きを行ってから渡航するようにしてください。 なお,パスポートの更新については,有効期限の1年前から手続きが可能です。
(2)入国印及び入国番号
 初めて入国する場合に限りパスポートに入国番号(通常は,数字6桁+アルファベット2文字)が押印されます。この番号は,ホテルでの宿泊時や出国時に必要となります。稀に審査官がスタンプを押し忘れることがありますので,入国審査手続き後,必ずパスポートの入国印と入国番号を確かめてください。
(3)出国拒否案件
 数年前まで,主に旧旅券(非IC旅券)を所持する日本人で,空路でモロッコに入国し,タンジェ港などから海路でスペイン等へ向けて出国する場合などに,出入国審査官から「空路でモロッコに入国した者は空路で出国しなければならない」などと言われ,出国を拒否される事例が頻発しました。
 モロッコには「空路で入国した場合,空路で出国しなければならない」という規定はありません。新旅券(IC旅券)が普及してからは,この事例はほぼ見られなくなりましたが,万一,同様の理由で出国を拒否された場合は,在モロッコ日本国大使館へ連絡してください。また,2018年10月より,日本の空港から出国する際に顔認証ゲートを利用した場合には出国審査官から証印(スタンプ)を受ける必要がなくなるため(証印希望者は申し出ることが可能),旅券に日本出国の証印がないという理由により,モロッコへの入国手続時に支障が生じる場合も想定されます。 万一,モロッコ出入審査官より上記理由により入国を拒否された場合は,在モロッコ日本国大使館へ連絡してください。

3.免税品の持ち込み
 個人使用のタバコ,香水及び酒類の免税持ち込み限度は以下の通りです。
(1)タバコ:200g(1カートン)
(2)香水:パフューム(150ml),オードトワレ(250ml)
(3)酒類:ワイン1本(1リットル),蒸留酒1本(1リットル)又はその他の酒(1リットル)

4. 外貨申告
(1)出入国時の通貨持ち込み持ち出し制限
 入国時の持込み外貨の制限はありませんが,10万ディルハム(約100万円)相当以上の外貨(現金)を持込む場合には,税関で申告する必要があります。
 出国の際に10万ディルハム相当以上の外貨を持ち出す場合には,持ち込みの際に受領した申告書を提示する必要があります。
 なお,申告書の他に両替時に発行される両替証明書の提示を求められることがありますので,出国時まで両替証明書は保管しておいてください。
 また,ディルハムの国外持ち出し制限は2,000ディルハムまでであり,それ以上の持ち出しは出来ません。
(2)モロッコディルハムへの両替
 持ち込んだ外貨は両替所にて,当国通貨である「モロッコディルハム」に両替できますが,トラベラーズチェックについては,ほとんどの銀行が両替を受け付けないので注意してください。

5. 通関
 麻薬,爆発物,銃刀類の武器,風紀上好ましくない物(ポルノ雑誌等)及び王制を批判するような書物は,モロッコへの持込みが禁止されています。これらの物をモロッコに持ち込もうとした場合は,警察の取調べを受けることがあります。エアソフトガンをモロッコに持ち込もうとしたことにより,テロリスト容疑者としてモロッコ空港警察に拘禁され,裁判にかけられた事例もあります。
 また,モロッコの西サハラ領有権の主張に反するような出版物(西サハラとモロッコ本土との間に国境を書いた地図等)についても問題となったことがありますので注意してください。
具体的な通関の対象は,次のとおりです。
(1)入国時
 職業上使用される撮影機材,教育資材,学術研究資材又は展覧会物品等を持ち込む際は,それら所持者の居住国で発給された一時免税通関書類(ATAカルネ,日本では(社)日本商事仲裁協会にて発給手続きを対応)又は業務を招へいしたモロッコの関係団体が取得した保税品輸出許可証を提示の上,税関で申告することにより,免税で通関することができます。なお,これらの持ち込み物品は,モロッコでの業務終了後,必ず持ち出さなくてはなりません。
 また,モロッコに居住する方又はしている方であって,ペットを持ち込む場合は,出発国の獣医師によって発行された健康診断書を提示の上,モロッコ動物検疫機関の許可を受ける必要があります。
(2)出国時
 モロッコ国内で購入したモロッコ由来の製品又は工芸品等は,それを購入した領収書を提示することにより,通関手続きなしで持ち出すことができます。但し,文化財(芸術品や骨董品など)は,事前にモロッコ文化省の許可を得る必要があります。
 装飾用の石,化石及び(又は)半貴石(ダイヤモンド,ルビー,サファイア,エメラルド以外の宝石で,水晶,メノウ,トルコ石等)の合計持ち出し制限個数は10個までとなっています。
 なお,モロッコ以外の国に居住している方であって,モロッコ国内の1つの店舗で1回の買い物が合計2,000ディルハム以上である場合,購入した店で渡される「免税申告書」,「領収書」及び「物品」を税関に提出し,検印を受けることで税金が還付されます。
(3)ドローンの輸入及び持込
 ア 個人によるドローンのモロッコへの輸入及び持ち込みは禁止されており,モロッコ入国の際に,空港等入国地の関税にて申告せずにドローンを持ち込むと没収されます。
 イ 入国時に税関にてドローンを所持していることを申告すると,申請者の旅券に機種・シリアルナンバー等が記載され,ドローンは同税関内で出国まで保管されます。出国時には,関税において入国時の記載事項を確認の上,ドローンが返却されますが,入国と出国の空港・港が異なる場合は返却されませんので注意してください。
 ウ 企業による商業目的のモロッコ国内への輸入及び持ち込みについては,産業・投資・貿易・デジタル経済省貿易・流通局(Direction du Commerce et de la Distribution)と通信規制局(ANRT:Agence Nationale de R?glementation des T?l?communications)に対して輸入許可を申請する必要があります。

6.陸路による出入国
 現在,モロッコとアルジェリアの国境は閉鎖されており,陸路による出入国はできません。

○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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