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● 査証、出入国審査等

 手続や規則等は、事前の通告なく変更されることがありますので、最新の情報については、駐日ガーナ大使館(Tel. 03-5410-8631、https://tokyo.mfa.gov.gh/default.aspx )にお問い合わせください。

1 査証
 ガーナへの入国に際しては、入国査証(ビザ)の事前取得が必要です。空港での査証取得手続きはできませんので、必ず駐日ガーナ大使館若しくは第三国にあるガーナ大使館で目的に応じた査証をあらかじめ取得してください。

2 出入国審査等
(1)入国の際は、出入国カード、パスポート(査証を含む)および黄熱予防接種証明書(イエローカード)のチェックがあります(まれに搭乗した航空券の提示を求められる場合もあります)。
ア 黄熱予防接種証明書(イエローカード)
 黄熱の予防接種は、渡航予定日の10日前までに接種する必要があります。イエローカードの有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、すでに所持する有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます(参考:厚生労働省ホームページ  https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html ?)。ガーナにおいても、有効期間の過ぎた証明書であっても入国可能です。しかしながら、他のアフリカ諸国ではイエローカードの取り扱いについて、まだ生涯有効として取り扱っていない国もあります。渡航を予定されている方におかれましては、事前に入国を予定されている国の大使館や領事館に、入国時のイエローカードの取扱いについて確認しておくことをおすすめします。黄熱の詳しい説明は、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html )をご参照ください。
イ 入国スタンプ、滞在期間
 入国時は、目的にかかわらず30日若しくは60日以内の滞在を認めるスタンプを押印(注:滞在期間の日数は手書き)されるため、査証の条件と必ずしも一致しないことに注意してください。入国時に許可された期間を超えて滞在する場合には、入局管理局各事務所で滞在期間の延長手続きを行う必要があります。滞在期間の延長手続き後、許可された期限・条件で滞在が認められます。

(2)出国の際は、出入国カード、パスポート、搭乗券、黄熱予防接種証明書(イエローカード)をチェックされ、出国スタンプを押印されます。

3 通関
(1)外貨等の持込み、持出し
ア 居住者を含むすべての渡航者に対する外貨の持込限度額は、10,000米ドル相当額以下に制限されています。10,000米ドル相当額を超える持込みを希望する場合は、銀行等を経由し送金する必要があります。外貨の持出しについても10,000米ドル相当額以下に制限されています。10,000米ドル相当額を超える持出しを希望する場合は申告が必要です。右外貨の対象には、硬貨、紙幣、株券及び債券等が含まれます。
イ 現地通貨(ガーナ・セディ(GHC))の持込みおよび持出しについても上記アと同額相当までに制限されています。

(2)持込み禁止品等
 銃器類、違法薬物類、わいせつ物等は持込みが禁止されています。ダイヤ原石や金貨、動植物等の持ち込みはガーナ政府の許可が必要です。また、カカオ豆や鉱物資源、儀式道具や歴史的・文化的価値を有する工芸品の持ち出しもガーナ政府の許可が必要です。

(3)医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

4 その他(空港到着時の留意点)
(1)コトカ国際空港では、登録されたタクシーのみ客を乗車させることができます。また、乗車場所もタクシー専用駐車場又は一般駐車場に限定されており、空港到着出口の道路上で客を乗車させることは違法行為となります。したがって、空港からタクシーを利用する場合は、定められた場所で乗るようにしてください。

(2)空港では、偽警察官、偽職員および荷物運びによる置き引きや窃盗が発生しています。貴重品は絶対に体から離さないようにしてください。

(3)空港の到着出口では、到着客の出迎えのためにサインボードを掲げている出迎え者が多数みられます。その場で偽のサインボードを作成し、あたかもその到着客を出迎えているように装い、その到着客を自分の車に乗せ込んだ後、強盗を行うという手口も報告されています。空港で面識のない人物の出迎えを受けることになっている場合は、あらかじめ出迎え者の氏名等を確認しておくことが重要です。その上で必ず迎えに来ている人物に身分証明書や運転免許証を提示させる等の手段を講じ、強盗被害に遭わないように注意してください。

(4)空港や職場から出発した車両を尾行し、自宅に到着した際に金品や車両を強奪する事件も多く発生しています。尾行されていると気づいた場合は自宅へは戻らず、近くの警察署や人が多く集まる施設(ホテルやスーパー等)へ避難するようにしてください。

(5)空港の到着出口付近では、空港職員を装ったポーターからの無許可のサービスに注意してください。職員を装ったポーターが駐車スペースやタクシー乗り場まで荷物を運び、お金を要求してくるケースが散見されます。空港の公式従業員は、名前と写真の両方が記載された身分証明書を着用しています。


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