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● 査証、出入国審査等

 エチオピア入国査証取得に係る手続き等の詳細は、以下の駐日エチオピア大使館のホームページをご確認ください。
 http://www.ethiopia-emb.or.jp/front/consular/

1 入国査証(ビザ)
 日本とエチオピアとの間には査証免除取極がないため、エチオピアに入国する場合は、必ず目的に応じた査証(e-visa)を入国前に取得しなければなりません。
 2023年11月現在、ボレ国際空港到着時に限り、滞在期間30日間、一次有効の到着時観光査証(Tourist Visa On Arrival)の申請を行うことができます。
 到着時観光査証発給時の手数料は、米ドル現金またはクレジットカードに限り支払い可能ですのでご注意ください。
 エチオピア入国査証に関する詳細は、以下のエチオピア入国管理局のホームページをご確認ください。
 https://www.evisa.gov.et/information/

2 通関
(1)手荷物検査
 入国審査後、必ず手荷物検査を受ける必要があります。係官は、荷物をX線検査機に通し、さらに開披して厳しい検査を行います。
 主な免税範囲は以下(2)に示すとおりですが、詳細はエチオピア財務省発行の個人使用目的の物品使用条件の手引き(Instruction to Determine the Conditions to Import Goods for Personal Use-(English version))(https://www.ethiopianairlines.com/docs/default-source/default-document-library/english-version.pdf?sfvrsn=a6709c74_1 )をご確認ください。
(2)免税範囲等
 旅行者が免税で持ち込める物品は以下のとおりです。これに違反して持ち込もうとした場合、多額の税金が課せられ、状況によっては没収される場合があります。
ア 電化製品:カメラ、ビデオカメラ、ノートパソコンはいずれも1台まで。スマートフォンは2台まで。
イ アルコール:2リットルまで。
ウ タバコ:紙巻きタバコは400本まで、タバコの葉は200グラム(18歳以上のみ)まで。
エ 宝石類:50グラムまで。
オ 香水:500ミリグラムまで。
カ 腕時計:1本
キ 車いす:1台
ク ひげ剃り用電気シェーバー、バリカン:1個
ケ ヘアドライヤー:1個
(3)持込み禁制品
 ポルノ製品・画像
 多量の医薬品(個人が使用する薬については必要に応じ持ち込み可能)
(4)持出し禁制品等
 骨董品の持出しには政府の許可証が必要であり、許可証が無ければ没収される場合があります。また、貴金属や毛皮製品の持出しにも規制があります。象牙製品の取引は禁止されています。
(5) コーヒーの持ち出し
 エチオピア出国時のコーヒー(ローストした豆及び粉状にしたもの)持ち出しは一人2キログラムまでに制限されています。
 しかしながら、エチオピアコーヒー・ティー協会等の許可を得た場合はこの限りではありません。なお、コーヒーの生豆の国外持ち出しは以前から禁止されています。
(6)外貨の持込み、持出し
ア 外貨の持込み
 短期渡航者は10,000米ドル以上、その他の入国者は4,000米ドル以上の外貨の持込みは、入国時に申告を行い、申告書の控えを保管する必要があります。ただし、再び国外へ持ち出す場合は、申告後30日間のみ有効となりますのでご注意ください。
イ 外貨の持出し
 外貨の持出しについても厳しい規制があり、違反した場合には、全額没収された上で逮捕される事案も発生しています。出国時に、エチオピア国内での買物のレシートや両替時の領収書等を提示するよう求められる場合があるため、レシートや領収書等は必ず保管しておいてください。また、3,000ブル以上の現地通貨(エチオピアブル)は持ち出せません。
(7)医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

3 検疫(黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示)
 日本等の非黄熱リスク国から入国する場合は、イエローカードの提示は必要ありませんが、黄熱リスク国からエチオピアに入国する場合は、イエローカードの提示を求められます。 
 また、エチオピアから他国に行く場合や、日本へ帰る際の経由地でイエローカードの提示を求められることがあります。イエローカードの提示を求められる可能性がある国に渡航する場合は、現地入国10日以上前に、黄熱予防接種を受け、イエローカードを携行することをお勧めします。なお、イエローカードの有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、すでに所持する有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。
 黄熱の詳しい説明は、次の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
 https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html
 黄熱蔓延国の指定は、国により異なるため、エチオピア以外の渡航先国の大使館情報等も確認してください。


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