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● 査証、出入国審査等
(査証、出入国審査等に関しては、内容が変更することもあるため、駐日トルコ大使館(電話:03-6439-5700、ホームページ:https://tokyo-be.mfa.gov.tr/Mission)等にも御確認ください。)
1 査証(ビザ)
日本とトルコの間には査証免除取極があり、観光や会議出席等を目的とする90日以内の短期滞在については、査証を取得する必要はありません。この短期滞在の期間は、「180日間内で合計90日間を超えないものとする」と規定されています。90日の滞在期限前に、一度トルコから出国して再入国した場合でも、180日間内に合計90日間を超えての滞在はできません。
※滞在期間のカウントの起点は入国予定日です。入国予定日から180日遡り、その期間中に何日間トルコに滞在していたかによって、入国予定日からの滞在可能日数が決まります。例えば、10月5日が入国予定日だとすると、10月5日から180日を遡った期間で計算されます。当該180日の間にトルコに80日滞在していた場合、10月5日からトルコに滞在できるのは、最大10日間となります。
また、トルコ入国に際しては、パスポートの残存有効期間が150日以上必要です。150日未満の場合、フライトへの搭乗を拒否される可能性があります。搭乗できたとしても、トルコの入国審査で入国拒否となる可能性があります。
なお、渡航目的が就労、留学等の場合は、査証取得が必要です。査証は駐日トルコ大使館で取得してください。
2 滞在許可
90日を超えて滞在する場合は、子供も含め、各県の移民局に対し、滞在許可証(イカメット)を申請する必要があります。イカメット発行事務は属人的な面も多々見られ、求められる必要書類や取得までの期間もまちまちなので、事前に必要書類や取得までの所要期間を確認しておくことをお勧めします。イカメットを取得せずに90日を超えて滞在していた場合、不法滞在として身柄拘束、国外退去等の処分を受けることがあります。
3 外貨申告及び両替
外貨の持込みに関しては特に制限はありません。合計25,000トルコリラ以上のトルコ通貨や合計10,000ユーロ相当以上の外貨を持ち出す場合は、出国前に税関へ申告する必要があります。
トルコでは、銀行、主要ホテル、両替所で米ドル、ユーロの両替ができます。イスタンブール市内の観光客が多く訪れる地区では、日本円の両替ができる場所もありますが、その他の都市では日本円の両替はほとんどできません。
4 通関
持込み禁止品としては、銃器、火薬類、麻薬、覚醒剤、ポルノビデオ・雑誌等挙げられます。また、芸術・美術品(手製の高級じゅうたんを含む)等の持出しには当局の許可が必要です。
5 骨董品等の国外持出し禁止
骨董品の国外持出しは禁止されており、違反した場合、罰金刑又は懲役刑が科されるおそれがあります。一般の土産店等で骨董品のような物品を購入する際には注意が必要です。また、遺跡の発掘現場から、出土品(小さな欠片も含む)はもちろん、落ちている石を拾って持ち帰る行為は禁じられています。過去、日本人が身柄を拘束された事例もあるので注意してください。
6 医薬品の持込み、持出し
医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
7 シリア国境地域への訪問
シリア国境地域は全て危険レベル4(退避勧告)となっていますので、訪問はやめて下さい。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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