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● 査証、出入国審査等

(最新の情報については、駐日トルコ大使館(電話:03-6439-5700、ホームページ:http://tokyo.be.mfa.gov.tr/ )等で確認してください。)

1 査証(ビザ)
 日本とトルコの間には査証免除取極があり、観光や会議への出席などを目的とする3か月以内の短期滞在については査証は不要です。また、滞在許可証(イカメット)の発給を受けない短期滞在者の滞在期間は「180日間内で合計90日間を超えないものとする」と規定されています。90日の滞在期限前に一旦トルコから出国し再入国しても、180日間内に合計90日間を超えての滞在はできません。
 また、トルコ入国に際しては、パスポートの残存有効期間が150日以上必要です。150日未満の場合、フライト搭乗を拒否されたり、搭乗出来た場合でも、トルコ到着後に入国拒否されるおそれがあります。
 渡航目的が就労、留学などの場合は事前の査証取得が必要となりますので、駐日トルコ大使館に確認してください。

2 滞在許可
 90日を超えて滞在する場合は、子供を含め、各県の移民局に対し、滞在許可証(イカメット)を申請する必要があります。各県のイカメット発行事務には少なからず差異があり、取得まで相当期間を要する場合もあります。イカメットを取得せずに滞在していた場合、不法滞在として扱われ、罰金等の処罰が科され、場合によっては国外退去処分を受けることがあります。

3 外貨申告等
 外貨の持込みに関しては特に制限はありません。合計25,000トルコリラ以上のトルコ通貨や合計10,000ユーロ相当以上の外貨を持ち出す場合は、出国前に税関へ申告する必要があります。
 米ドル、ユーロの両替は、銀行、主要ホテル、両替所にて容易に可能です。イスタンブールの観光客が多く訪れる地区では日本円の両替も容易ですが、その他の都市では日本円の両替が可能な両替所はごくわずかしかありません。

4 通関
 持込み禁止品としては、銃器、火薬類、麻薬、覚醒剤、ポルノビデオ・雑誌などが挙げられます。また、芸術・美術品(手製のじゅうたんを含む)等の持出しには当局の許可が必要です。
 長期滞在者は入国時にテレビ、DVD、CDプレーヤー等の電気製品類、骨董品、高級じゅうたん等を持ち込む場合、申告する必要があり、パスポートに記録され、持出しが義務付けられます。

5 骨董品の国外持出し禁止
 骨董品の国外持出しは禁止されており、違反した場合、罰金または4年から10年の懲役刑が科されるおそれがあります。一般の土産店等で骨董品らしき物品を購入する際には注意が必要です。

6 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

7 シリアとの国境地帯往来
(1)シリアとの国境地帯においては、トルコ当局によるテロ組織関係者の取締りが強化されています。また、これら取締りに反対する勢力がシリアと国境を接するトルコ南東部のキリス県やガジアンテップ県に対して砲撃を行い、民間人の死者も発生しています。
(2)同地帯におけるトルコ側の国境検問所は閉鎖されており、シリアからの入国は原則認められませんので、ご注意ください。


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