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● 査証、出入国審査等

(手続きや規則の最新情報は駐日カタール大使館(電話:03-5475-0611〜3)にお問い合わせください。)

1 入国制限
 カタールでは、2022年11月以降、新型コロナウイルス関連の水際規制を廃止しています。ただし、水際措置は随時変更されるため、カタールへ渡航の際には、事前に駐日カタール大使館やカタール政府ウェブサイト「Qatar Portal」等をご確認ください。

2 査証
 カタールへの入国には原則として査証が必要ですが、短期の観光目的の場合は、査証を免除されており、ハマド国際空港での入国時に30日(又は60日)の滞在許可が付与され、必要に応じて延長手続をすることで最大60日間の滞在が可能となります。就労や家族滞在等を目的とする場合は、カタール在住の身元保証人を通じて手続を行い、事前に「就労査証」、「家族査証」等を取得する必要があります。

3 出入国審査
 入国審査では、査証の有無、カタール在住者であればIDカードに記載されている在留許可(Residence Permit)の有効期限等がチェックされます。
 出国に関しては、観光、商用等の目的での短期滞在の場合は、査証・滞在許可の有効期間内であれば出国できます。滞在期限を過ぎて滞在した場合は、超過滞在1日あたり200カタール・リヤルの罰金が科せられます。また、カタール滞在中に交通違反等の罰金を納付していない場合、出国審査時にその支払いを求められる場合があります。

4 現金等の持込み、持出し等
 出入国時に50,000カタール・リヤル以上、またはそれに相当する外貨の現金、有価証券、貴金属等を所持している場合は、申告が必要です。
 虚偽申告や情報提供を拒否した場合、無申告の場合は、3年以下の懲役または100,000〜500,000カタール・リヤルの罰金または所持金品価値の倍の罰金が科せられます。
 米ドルやユーロ等の主要通貨から現地通貨への両替は、空港、市内の銀行、政府公認の両替商、ホテルのフロント等で可能です。
 日本円については、ドーハ市内の一部の両替商が取り扱っていますが、多額の両替はできない場合があるので、注意が必要です。

5 通関
 通関検査は厳しく、機内持込みの手荷物についても入国審査後に再度X線検査が行われます。持込み禁止品は、ポルノ雑誌類、豚肉及び豚肉の加工品(ハム、ソーセージ、ベーコン、ラード等)、酒類(みりん等の調味料を含む)等イスラムの規範に反するもの、麻薬及びその原料(けしの花等)、銃火器類等です。

6 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の関連ページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html


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