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● 査証、出入国審査等

※手続や規則に関する最新の情報については、駐日ラオス大使館(03-5411-2291、http://www.laoembassytokyo.com/visa/ )及び在ラオス日本大使館ホームページ( https://www.la.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html )等で確認してください。
 また、新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限がとられていることがありますので、最新の情報( https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。

1 旅券の残存有効期間
 残存有効期間が6か月以上ある旅券(パスポート)が必要です。旅券の残存有効期間が6か月未満だったため、経由地においてラオスへの乗り継ぎを拒否されたという事例が報告されています。仮にラオスに到着したとしても、ラオス当局から入国拒否される可能性がありますので、渡航前に旅券の残存有効期間を必ず確認してください。

2 査証
(1)観光・ビジネス目的で滞在期間が15日以内の場合は査証(ビザ)が免除されます。
(2)15日を超える滞在を予定している場合は、査証の取得が必要です。査証の取得については、日本や第三国にあるラオス大使館またはインターネット( Lao eVisa: https://laoevisa.gov.la/index )で取得できます。
 到着空港や国境の出入国管理ポイントにおいて入国地発給査証(30日間の短期滞在査証のみ)を取得する方法もありますが、査証の発給申請を受け付けていない出入国管理ポイントもありますので注意してください)。
(3)入国目的等により異なりますが、観光目的であれば原則30日間の滞在が可能です(入国管理局への申請により、さらに最大2回、60日間の延長が可能。)。入国地発給査証を取得することなく、査証免除でラオスに入国した場合は、滞在期間の延長はできません。
(4)観光査証での就労等、資格外活動は厳しく制限されています。

 ラオス査証取得に関する詳細(手数料、査証取得可能な出入国管理ポイント)については、駐日ラオス大使館ホームページをご覧ください。
 
3 出入国管理ポイント
 ラオス入国管理局によると、外国人の出入国が可能な出入国管理ポイントは、27箇所です(2022年9月現在)。
 これら以外にも、地方部には地元住民のみが通過できる出入国管理ポイントがありますが、外国人の利用は制限されており、仮に通過してしまうと不法入国として取り扱われるおそれがありますので、以下を必ずご確認の上、十分注意してください。

<空路>4箇所
(1)ワッタイ国際空港(Wattay International Airport)
(2)ルアンパバーン国際空港(Luangprabang International Airport)
(3)パクセー国際空港(Pakxe International Airport)
(4)サワナケート国際空港(Savannakhet International Airport)

<タイとの国境>11箇所
(5)ボケオ・サムリエンカム(Samliemkham)
(6)サイニャブリー・ナムフアン(Namheuang)
(7)サイニャブリー・プードゥ(Phoudu)
(8)サイニャブリーナムガーン(Nam Ngeun)
(9)ラオス・タイ友好橋1(ビエンチャン)(Lao-Thai Friendship Bridge 1)
(10)ラオス・タイ友好橋2(サワナケート)(Lao-Thai Friendship Bridge 2)
(11)ラオス・タイ友好橋3(カムアン)(Lao-Thai Friendship Bridge 3)
(12)ラオス・タイ友好橋4(ボーケオ)(Lao-Thai Friendship Bridge 4)
(13)タナレーン鉄道駅(Tanalaeng)
(14)ボリカムサイ・パクサン(Pakxan)
(15)チャンパサック・ワンタオ(Vangtao)

<中国との国境>2箇所
(16)ポンサリ−・ラントゥイ(Lantui)
(17)ルアンナムター・ボーテン(Boten)

<ベトナムとの国境>8箇所
(18)フアパン・ナムソイ(Nam Soy)
(19)シェンクワン・ノンヘッド(Nonghaed)
(20)ボリカムサイ・ナムパオ(Nam Phao)
(21)カムアン・ナーパオ(Na Phao)
(22)サワナケート・デンサワン(Dansavan)
(23)ポンサリ−・パンホック(Panghok)
(24)アッタプー・プークア(Phoukeua)
(25)サラワン・ラライ(Lalai)

<カンボジアとの国境>1箇所
(26)チャンパサック・ベウンカーム(Veunkham)

<ミャンマーとの国境>1箇所
(27)ボケオ・ムァンモーム(Meuang Mom)

4 出入国証印の確認
 ラオス出入国の際には、出入国手続後、旅券上に出入国証印が押されていること、出入国年月日及び滞在期限が正確であることを必ず確認してください。混雑時やバス等で多数の旅行者が一度に出入国手続を行った場合、入国管理局側が出入国証印を押し忘れることがあります。そのような場合、(たとえ入国管理局側の不手際であったとしても、)出入国証印の押し忘れに気付かずそのまま出入国してしまうと不法入国または不法滞在とみなされ、罰金(100〜1,000米ドル)が科せられることがありますので注意してください。

5 旅券の紛失・盗難
 ラオス国内で旅券の盗難にあった場合やまたは紛失した場合は、まず、盗難または紛失場所を管轄する地元警察から紛失・盗難証明書を入手します。そして、その証明書をビエンチャンの入国管理局本部事務所に提出し、更に同本部事務所が発給する紛失・盗難証明書を入手してください。その上で、在ラオス日本国大使館において、新たな旅券または帰国のための渡航書の発給を受け、ラオス外務省領事局から出国許可査証を取得してください。
 以上のすべての手続が完了しないと出国することはできません。手続完了までに1週間近くかかることもあります。旅券をなくさないよう管理には十分注意してください。

6 外貨申告
 ラオス中央銀行によると、ラオス国内への現金の持込み・持出しの限度額は1億キープ(約10,000米ドル)相当額であり、その額を超える持込み分には国境の税関での申告が必要です。また、限度額を越える持出し分については、その現金の出所証明書を添えてラオス中央銀行の許可を取得するとともに、税関での申告が必要です。手続の詳細は税関当局等に確認してください。なお、ラオス国外ではキープ(ラオス通貨)を外国通貨に両替することはできません。

7 持込み・持出し禁制品
 持込み・持出しが禁止されている品目は、麻薬、銃器、爆発物、仏像、古美術品、性的描写を内容とする映画フィルム・ビデオ・刊行物、模造品、電子タバコ、水タバコ、その他ラオス国内法で規制する物とされています。

8 医薬品の持込み・持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続については厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html


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