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● 査証、出入国審査等

(タイ政府の手続きや規則等については,事前の通告なく変更されることがありますので,必ず最新の情報を確認してください。最新の情報については,駐日タイ大使館(03-5789-2433,領事部03-5789-2449)や在大阪タイ総領事館(06-6262-9226)等に確認してください。)

【無査証で入国される方へ】
観光目的での入国を希望する場合,タイから出国するための予約済み航空券及び滞在資金を十分に所持していれば,通常,無査証(ビザなし)で入国(30日間の滞在許可)が認められます。
また,タイ入管当局は,外国人がタイに入国する際には,一定額の現金を所持するべき旨規定しています(例:ビザなしで一人で入国する場合は,10,000バーツ以上など)。
【参考】http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/news/140612.htm
タイ政府は,2014年8月12日以降,外国人の入国に際して,滞在目的に合致したビザを取得することなく,査証免除措置を使い出入国を繰り返し,事実上,長期滞在を行う者(いわゆる,ビザラン)の規制を厳格に行っています。また,2016年12月31日からは,陸路による入国を暦年で2回までとする措置が始まっています。

【長期滞在を予定して(ビザを取得して)入国される方へ】
 30日以上の長期滞在を予定される方は,事前に目的に合致したビザを取得して入国するようにしてください。ビザは,日本やタイ周辺国にあるタイ大使館・総領事館で取得することができます。詳細についてはタイ入管当局で確認するか,駐日タイ大使館のホームページ(http://www.thaiembassy.jp/rte1/index.php?option=com_content&view=article&id=60:2009-08-24-09-45-58&catid=35:visa&Itemid=152 )等を御参照ください。
入国手続が終わり,パスポートを受け取った際には,入国印の有無・記載漏れ・誤記等を確認してください(例:60日のツーリストビザを取得していたが,入国審査官がビザなし入国と勘違いをし,30日の滞在許可しか出さなかった場合,その場で確認して訂正を受けておかないと,後日訂正に煩雑な手続きが発生します)。
 なお,出入国審査時,出入国管理局係官等に対して,大声を出して,侮辱的な言葉を発し,カウンターを叩く等の行為をしたことで,入国拒否となったり,警察に引き渡され罰金を支払う事態になったケースがありますので,ご注意ください。
 なお,タイでは,一部対象外の査証所持者を除き,入管当局に対する90日毎の滞在報告(いわゆる90日レポート)が義務づけられています。これを怠った場合,出国時あるいは滞在期間延長申請時に罰金を科されるケースも報告されています。

【不法滞在】
1 許可された滞在期限を過ぎて滞在し続けた場合は「不法滞在」となります。不法滞在も立派な犯罪です。
 官憲の取り調べにより不法滞在が発覚した場合,現行犯逮捕され裁判を受けて刑事罰を終了後,タイ国から国外退去強制処分となります。

2 タイに入国する場合,「first port arrival」の原則に基づき,タイの第一到着地空港において入国手続きを行い,目的地空港においては手荷物の通関手続きのみを行うことになっています。例えば,日本からバンコク経由でチェンマイに到着する場合は,経由地バンコク(第一到着地空港)において入国手続きを行い,チェンマイ(最終目的地空港)において手荷物の受取りと通関手続きを行うことになります。なお,バンコク〜チェンマイ間の航空機は基本的に国内線扱いのため,チェンマイ到着後は国内線の乗客の流れに乗ってしまいがちですが,航空機を降りた後は,必ず「International(国際線)」の表示(案内)に従って進み,荷物の受取り等を行ってください。国内線の乗客の流れに乗ると荷物の受取りができなくなってしまいますので注意してください。
 
3 マレーシア北部のランカウイ島から,近接するタイのアダン島へ旅行する際に,国境を越えるにもかかわらず,タイへの入国手続を行わない旅行者がいます。このケースは,たとえ不注意であってもタイへの不法入国となり,タイ警察の摘発対象となりますので本人がパスポートを携行してタイのサトゥーン県の入国管理局に直接赴いて入国手続を行ってください。

4 陸路国境の出入国ポイントでは,旅行者がタイ入国時に入国審査の窓口に気づかず通り過ぎて,入国審査を受けずに入国してしまったり,窓口で手続を行ったにもかかわらず,担当官が入国印を押し忘れるようなトラブルが発生しています。あとになって入国印がないことに気づいた場合は,入国手続をした入国管理局まで直接赴き,改めて入国手続きを行う必要が生じます。また,気づかずに出国しようとした場合等,状況によっては,不法入国とみなされ罰金が科されます。さらに状況によっては,当局に身柄を拘束される可能性もありますので,特に陸路入国の場合には,その場で入国印を確認するように心掛けてください。

5 旅行代理店の中には,「VISA EXTENSION(ビザの延長)を請け負います。」等と宣伝しているところがあるようですが,「本人はタイに居ながらにして,パスポートのみ出入国したことにし,30日無査証滞在の延長ができる。」等と説明を受けパスポートを預けたところ,偽造のタイ出入国スタンプを押されてしまい,タイから出国する際に不法入国とみなされ,当局に拘束・逮捕された事案も発生していますので,そのような業者は絶対に利用しないよう注意してください。

6 タイの外貨管理上,外国からタイへの外貨持込額については,通貨種別を問わず1万5千米ドル相当以下に規制されています(これを超えた金額持込時は,スワンナプーム空港入国税関にて申告が必要。)。また,現地通貨の持出しは5万バーツまで(例外として,ラオス,ミャンマー,カンボジア等の国境が隣接している国へ出国する場合は,50万バーツまで(参考:2018年4月現在,1バーツ約3.45円),また外貨の持出しは1万5千米ドル 相当まで可能です。
 なお,出国時に外貨を1万5千米ドル 相当額以上所持していると,タイ国内で労働・収入行為があったとみなされ,課税又は没収される可能性があることから,上記のとおり持込額を入国時に申告しておく必要があります。
 外貨申告で不明な点がある場合には,タイ及び渡航先国もしくは日本の各税関にお問い合わせください。

7 米,植物,果物はタイ国内への持ち込みが規制されています。
 また,象牙など,ワシントン条約で規定されている規制品及び仏像等の持出しについては輸出証明が必要です。なお,チャトチャック市場(ウィークエンド・マーケット)等で,昆虫,は虫類,小動物を購入して持ち帰ろうとすることも,「森林動物保護法」違反として,検挙されるおそれがありますので,事前にタイ税関等に国外持ち出しに必要な手続きを確認してください。

8 タイ物品税局では,免税(納税シールのない)たばこの不法所持で当局により摘発された者に対し高額な罰金を科しています。免税(納税シールのない)たばこについては,紙巻きたばこであれば200本(1カートン),葉巻等であれば250gまで,また酒類については1リットルまで免税での持ち込みが認められます。これら免税たばこや酒類等を,規定量を超えてタイ国内に持ち込もうとした場合,税関検査で摘発されると高額な罰金を科せられるほか,物品も全て没収されますので十分注意してください。なお,摘発を不服として罰金支払を拒否した場合や罰金が支払えない場合には裁判となりますが,その間,身柄を拘束されることもあります。なお,電子たばこ(加熱式たばこ)は持ち込み禁止です。
こうした検査・摘発はタイ当局の主権・判断に係わる事項ですので,在外公館(在タイ日本国大使館等)が当該人に代わって交渉したり,判断に異議を唱えたりすることはできませんので,あらかじめご了承ください。

○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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