情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

バーレーンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2022年1月25日

【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●シーア派住民居住区では,過激化した若者と治安部隊との衝突が時折発生しています。また、2021年2月には爆弾テロ未遂事件が発生したほか、過去にも爆弾テロ事件が発生していることから、同地区には近づかないでください。

1 概況
(1)バーレーンでは、2011年、政治改革を求めるシーア派住民を中心とする大規模なデモが発生し、死傷者を伴う騒じょう事案に発展しましたが、現在は概ね落ち着いており、治安の急激な悪化が懸念されるような状況ではありません。また、一般犯罪(強盗、窃盗、暴行等)の発生も少ない状況にあります。
 ただし、シーア派住民の居住区内において、一部の過激化した若者達が、タイヤを燃やして道路を封鎖する、火炎瓶を投てきするなどの暴力的活動を散発的に行っており、治安部隊との衝突も発生しています。また、2021年2月には爆弾テロ未遂事件が発生したほか、過去にも、実際に手製爆弾の爆発により死傷者が出る事件が起きていることから、この種の事案に巻き込まれないよう十分に気を付けてください。
 こうした衝突はシーア派地区(下記2(1)の地区等)内で発生することが多いとの状況を踏まえ、昼夜を問わず、シーア派地区へ立ち入ることは避けてください(交通渋滞等により迂回路として利用することも避けてください)。デモ隊や群衆に遭遇した場合、爆発音を聞いた場合、あるいは、不審者、不審物、不審車両を発見した場合などは、すぐにその場から離れるなど、不測の事態に巻き込まれないよう安全対策に留意してください。

(2)これまでに、バーレーンにおいて日本人・日本権益を直接標的とした事件は確認されていませんが、昨今の米国・イラン間の緊張の高まりについては、引き続き情勢を注視していく必要があります。緊張が高まる際には、バーレーン国内にある米国の第五艦隊司令部等の米国権益が攻撃の対象とされることも考えられます。このような状況を十分に認識し、米国関連施設にはできるだけ近づかないようにするとともに、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
全土:「レベル1:十分注意してください。」

(1)シトラ(Sitra)地区、エクル(Akr) 地区、ヌウェイドラード(Nuwaidrat)地区、マーミール(Maameer)地区、ナビ・サーレハ(Nabih Saleh)地区、ビラード・アル・カディーム(Bilad al Qadeem)地区、サナビス(Sanabis)地区、デイエ(Ad Daih)地区、ジドハフス(Jidhafs)地区、バニ・ジャムラ(Beni Jamrah)地区、ディラーズ(Diraz)地区、アブ・サイビ(Abu Saybi)地区、ムクシャ(Al Muqsha)地区、カラーナ(Karrhnah)地区、カルババード(Karbabad)地区、ドミスタン(Damistan)地区、カルザカン(Karzakkan)地区、マルキーヤ(Malkiya)地区、デイル(Dair)地区周辺
上記を含むシーア派地区(同地区の特徴としては、黒い旗が掲げられ、古い建物及び落書きが多い。)では、治安部隊と一部の過激化した若者達との衝突が度々発生しています。衝突の際には、若者側による火炎瓶や石の投てきに対し、治安部隊が催涙ガス弾やショットガン(散弾銃)を撃つケースが多く、負傷者も出ています。また、治安かく乱のためにタイヤが燃やされたり、がれきが放置されることによって道路が通行不能となり、交通が停滞することもあります。
 こうした事案に巻き込まれないよう、シーア派地区へ立ち入ることは避け、同地区周辺でも主要道路以外には近づかない等、自らの安全確保に努めてください。

(2)上記以外の地域
 現時点において特段の大きな危険はありませんが、デモ活動等が散発的に発生しており、また2017年までは、警戒中の警察官を狙った爆弾テロ事件が発生していたので注意が必要です。

 つきましては、バーレーンへの渡航・滞在を予定されている方は、現地の情勢に引き続き留意し、シーア派住民が多数居住する地区やデモ集会等には近づかない、警戒中の警察官には近づかないなど、自らの安全確保に努めてください。また、滞在中も常に関連情報の収集に努めるなど、安全対策に十分留意してください。

3 滞在にあたっての注意
 バーレーンへ渡航・滞在される方及び既に滞在中の方は下記事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省,在バーレーン日本国大使館、欧米各国関係機関、現地関係機関等を通じて最新情報を入手するよう努めてください。

(1)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく「在留届」の届出を行ってください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )からできます。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、在留届電子届出システムにて、その旨を届け出てください。
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む。)は、外務省海外旅行登録「たびレジ」(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )への登録をお願いします。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると、滞在先の最新の安全情報がメールで届き、緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

(2)デモ活動が起きそうな場所に近づくことは避けるとともに、万一、デモ集会等に遭遇した場合には、直ちにその場から離れて安全な場所へ退避してください。また昼夜問わず、シーア派住民が多数居住する地区へ近寄ることは避けてください。

(3)外出される場合には、軍関係施設、石油関係施設や多くの人々が集まっている場所には近づかない等の安全対策に十分留意するとともに、必ず身分証明書を携行してください(身分証を携行していない場合、300バーレーン・ディナール(BD)以下の罰金の罰則があります)。

(4)これまでのところ、日本人を直接の対象とした犯罪の発生は確認されておりませんが、外国人を狙った強盗、窃盗、暴行等の事件発生が確認されていますので、外出時や就寝時には十分に注意してください。

(5)バーレーンは、近隣諸国と比べ宗教的には寛容な国ですが、イスラムの宗教、文化、社会的な習慣には配慮する必要があります。特にラマダン(断食月)期間中は、夜明けから日没まで公共の場所での飲食や喫煙が禁止されています。これに違反した場合、バーレーン当局はイスラム教徒以外の外国人であっても法律によって処罰するとしています。

(6)バーレーンでは、一般的に運転マナーが悪く、交通事故が多発しています。また、車がスピードを出して走行しているため、死傷者を伴う重大事故が発生していますので、同国内での運転には十分に注意してください。
ラウンドアバウト(ロータリー)では内側を走行している車が優先であること、  10歳未満の者の助手席乗車は禁止されていることなど、日本ではあまり馴染みのない交通ルールもありますので、注意してください。

(7)バーレーンでは、一部のホテル・レストランにおいて飲酒が許可されており、また酒類の販売店もある等、他の湾岸諸国と比較して、飲酒について比較的寛容な国と言われています。しかし、公共の場における飲酒及び泥酔は法で禁止されており、厳しい罰則(※初犯は「50BD以下の罰金」、再犯は「1か月以下の禁固及び100BD以下の罰金」)もありますので、ご留意ください。

(8)緊急に国外退避が必要となる場合に備え、パスポートやビザの有効期限、すぐに持ち出せる十分な額の現金やクレジットカード等を準備してください。なお、日本大使館においてパスポートを更新する場合は申請から交付まで約3週間の日数を要します。バーレーンの滞在許可証をお持ちの方については、これに加え、パスポート受領後から次回バーレーン出国までの間に、同国の内務省国籍・旅券・居住局(NPRA:Nationality, Passport and Residence Affairs)にて滞在許可証を新たに受領したパスポートに転記する手続きを行う必要がありますので、ご留意ください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
https://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在バーレーン日本国大使館
 住 所:Bldg. 55 Salmaniya Ave.
     Block 327, Manama
     P.O.Box 23720, Kingdom of Bahrain
 電 話:1771-6565
    国外からは(国番号973)1771-6565
 FAX  :1771-5059
    国外からは(国番号973)1771-5059 
 ホームページ:https://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/japanMain.htm
 メールアドレス:nippon@bh.mofa.go.jp



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