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中央アフリカ
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

中央アフリカの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2022年3月17日

【危険度】
●全土
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

【ポイント】
●全土に「レベル4:退避勧告」を発出しています。国内全域で慢性的な襲撃・衝突事件等が発生しており、多数の死者が発生するなど、極めて不安定で混乱した状況が続いています。中央アフリカへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。

1 概況
 2013年3月に当時のボジゼ政権が崩壊して以来、国内全域で武装勢力等による襲撃・衝突事件等が多発し、深刻な情勢悪化がみられたことから、2014年4月、国連は、治安維持等のため「国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)」を設立し、部隊を展開しています。2020年12月に実施された大統領選挙の実施前に、同選挙を妨害すべく一部の武装勢力が同国から各地で攻撃的活動を開始し、2021年1月に首都バンギ制圧を試みて、MINUSCAや中央アフリカ国軍等との間で戦闘が発生する事態となり、武装勢力は物資輸送路を支配下に置くなどしましたが、外国軍の支援を得た中央アフリカ軍が失地を回復し、その後再選したトゥアデラ大統領が和解に向けた対話を呼び掛け、同年10月15日には一方的停戦を宣言しました。主要武装勢力も停戦を尊重すると発表していますが、断続的に戦闘が続いており、死傷者が発生しています。

2 地域情勢
 全土
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

(1)首都バンギ
 2020年12月の大統領選挙後に武装勢力がバンギ制圧を試みたほか、中央アフリカにおいて国際人道法を含む国際法に反する活動を行っているとされる民間軍事会社を巡りEUや国連との関係に不和が生じており、今後の治安情勢についても不透明です。
(2)その他の地域
トゥアデラ大統領による一方的停戦の宣言後も、各地で武装勢力の襲撃が断続的に続いており、民間人にも多くの死者・負傷者が出ています。

 つきましては、中央アフリカへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。隣国カメルーン、チャド、スーダン、南スーダン、コンゴ民主共和国及びコンゴ共和国の情勢も不安定であり、陸路による出入国は特に危険です。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/mlmbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在カメルーン日本国大使館(中央アフリカを兼轄)
  住所:1513, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun
  電話:(国番号237)2220-6202、2220-6585
  FAX:(国番号237) 2220-6203
  ホームページ:https://www.cmr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html



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