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ソロモン諸島
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

ソロモン諸島についての海外安全情報(危険情報)の発出(更新)

2016年10月12日

【危険度】
●全土:「レベル1:十分注意してください。」(継続)

【ポイント】
●一般犯罪率は日本に比べ高く,在留邦人を含め窃盗などの被害に遭っているため,滞在中は十分注意する必要があります。


☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ソロモン諸島では,ここ数年,首都ホニアラ市内を中心に置き引きや引ったくり,夜間における押し込み強盗などの一般犯罪が継続的に発生し,鉄パイプ,ナイフ等を用いての殺傷事件も発生しています。

(2)ホニアラ市には,高い失業率を背景に,職に就けない若者等が多く集まっており,それら若者の政府に対する不満が,犯罪・暴動等を起こす可能性がありますので,十分注意が必要です。

(3)これまでに,ソロモンにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢 
全土:「レベル1:十分注意してください。」(継続)

(1)総選挙などの政治的行為が行われる場合は,デモが発生する可能性があり,社会情勢が不安定になる可能性が高くなるので,特に注意が必要です。

(2)ホニアラ市内及びその郊外においては,住宅侵入・強盗が多発しており,その他投石,殺傷事件等も発生しています。
また,クリスマス・新年前・イースターの時期は,金銭欲しさによる強盗・窃盗等が増加する傾向にあります。特に,夜間・早朝は十分注意が必要で,外出はできる限り避けてください。

(3)ホニアラ市内及び郊外における強盗事件等は,ホニアラ市のあるガダルカナル島以外の島々(マライタ島等)から職や金銭を求めてホニアラ市に来た若者等によるものが多く,また,ガダルカナル島以外での犯罪はそれほど多くはありません。しかし,ホニアラ市で職や金銭を得られなかった者や,ホニアラ市で強盗等を行い警察に追われた者が出身の島に帰り,その島の治安が悪化する可能性もありますので,十分注意が必要です。

3.滞在にあたっての注意
 一般犯罪率が高いため,滞在中は安全面に十分注意して行動し,危険を避けてください。また,外務省,在ソロモン日本国大使館,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)全般の注意事項
ア ソロモン諸島においては,2003年より治安維持等を目的とした,オーストラリアを中心とする多国籍治安維持部隊「ソロモン諸島地域支援ミッション」(RAMSI)が派遣されており,治安の改善に努めています。RAMSI軍隊部門は2013年に撤退が完了しましたが,警察部門については,引き続き,2017年6月までの駐留が延長され,治安維持にあたっています。
イ RAMSI等の関係機関の努力により,治安は改善されておりますが,日本に比べると一般犯罪率は高いため,滞在中は,滞在先等の安全対策を確認し,万一,犯罪に遭遇した場合は,犯人が武装している可能性がありますので,身体の安全を第一に考え,むやみに抵抗しないことが重要です。
ウ ガダルカナル島(首都ホニアラ市がある島)以外の地方は,満足なインフラ設備や交通手段もなく,外部から隔絶されているため,昔ながらの習慣が残っている地域が多いので,同地域へ出かける場合は,滞在を予定する地元関係者等から情報を入手したり,土地勘がある者をガイドに頼む等,信頼できる地元出身者と行動を共にすることをお勧めします。
エ ソロモン諸島では,土地所有制度が未発達なため,海岸を利用したり,地方の道路や特定エリアを無断で利用したりする場合,地主から使用料を請求されることがありますので,利用の際は事前に確認するよう注意してください。(土地所有の範囲が明瞭でない場合,複数の地主が名乗り出て使用料を請求することもあります。)
オ 犯罪の多くは,夜間や早朝に発生していますので,日没以降の外出は極力避けてください。また,泥酔者の集まりそうなバーなどには注意してください。
カ 最近では,飲酒運転や運転手の不注意による交通事故が多発しています。車を運転する際や歩道を歩く際にも十分注意が必要です。
キ ソロモン諸島では,基本的なインフラ(通信・交通手段,宿泊施設等)が未整備のため,緊急時に備えての退避手段の確保は極めて重要です。ソロモンに渡航・滞在される方は,在ソロモン日本国大使館に連絡の上,緊急時に備えての退避手段,連絡先等を確認してください。

●ソロモンからの出国フライトは,以下のとおりです(2016年10月現在)。
 (1).ホニアラ → ブリスベン(オーストラリア)
   ・ソロモン航空(IE)  :週4便(火,木,金,日)
   ・ヴァージン・オーストラリア(VA):週2便(火,木)
 (2).ホニアラ → ポートモレスビー(パプア・ニュー・ギニア)
ニューギニア航空(PX):週4便(月,水,金,土)
 (3)ホニアラ → ポートビラ(バヌアツ)
・ソロモン航空(IE)    :週1便(土)
・ニューギニア航空(PX):週1便(火)
 (4).ホニアラ → ナンディ(フィジー)
・ソロモン航空(IE)    :週1便:(土)
・ニューギニア航空(PX):週1便(金)
・フィジー航空(FJ):週2便(火,土)
 
 ただし,日程変更やキャンセルが頻発していますので,緊急事態の発生に備え常時航空券を保持し,情勢悪化が予想される場合は,早めに出国フライトを予約することをお勧めします。
ク ソロモン諸島では,島嶼間はカヌーと呼ばれる船外エンジン付ボートで移動する機会も多く,外洋を通って移動する場合は,事故の危険が高まります。特に,波が荒れている時に無理に移動し,ボートが転覆する事故も発生していますので,天候状態を確認し,救命胴衣を着用してから乗船してください。また,エンジンが一機しかないボートの場合,エンジンが故障すると漂流することとなりますので,予備エンジン付ボートを利用してください。
ケ 医療事情が劣悪なため,常備薬を常に携行し,具合が悪いと思ったら長期滞在の邦人・外国人又は大使館に早めに相談・助けを求めると共に,早期に出国することを検討してください。
コ ソロモン諸島は一級マラリア汚染地域であり,マラリアを媒介する種類の蚊には十分な注意が必要です。マラリアの感染を防ぐには,蚊に刺されないことが第一であり,この種類の蚊は,特に,日没時と日の出時の活動が活発ですので,外出時には,肌の露出を防ぐ服装(長袖,長ズボン等)をし,さらに虫除けスプレーを用いることが重要です。ホテルに宿泊する際は,部屋では蚊取り線香(ホニアラにおいては入手可能であるが,日本製ではないところ,日本から持参することが望ましい)を夕方頃からつけておくと良いでしょう。また,薬局ではクロロキン等のマラリア予防・治療薬が,処方箋なしに容易に購入できます。

(2)短期渡航者向けの注意事項
 在留届けの提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者など)についても,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日より,外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています。
 登録された方は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので,是非ご活用ください。
 登録については,以下のURLから行えます。
  ●「たびレジ」URL:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(3)長期滞在者向けの注意事項
ア 当館が作成している「安全の手引き」に防犯対策に役立つマニュアルを作成しております。
 なお,同手引は大使館で配布,または当館ホームページ(日本語。領事情報)に掲載しておりますので,ご活用ください。
イ 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後,遅滞なく在ソロモン日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はソロモンを去る(一時的な国外旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。
 なお,在留届は,在留届電子届出システム( ORRネット, http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても行うことができますので,大使館まで送付してください。

4 大洋州地域の近隣諸国についても別途危険情報が発出されておりますので,「外務省 海外安全ホームページ」をご参照してください。

(問い合わせ先窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

○在ソロモン日本国大使館
  住所:3rd Floor, National Provident Fund Building, Mendana Avenue, Honiara, Solomon Islands
 電話: 22953 ※国外からは(国番号677)-22953
 FAX: 21006 ※国外からは(国番号677)-21006
 HP: http://www.sb.emb-japan.go.jp/itprtop_jp/index.html



○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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