=-=-=-=-=-=-=-=
ブルキナファソ
=-=-=-=-=-=-=-=
情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

ブルキナファソの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

2025年4月24日

【危険レベル】
●マリ、ニジェール、ベナン、トーゴ、ガーナ、コートジボワール国境地域及びサヘル地方(ウダラン県、スム県、ヤガ県、セノ県)、北部地方(ロルム県、ヤテンガ県北部)、ブークル・デュ・ムフン地方(スル県、ナヤラ県、コシ県、ムフン県北部、バンワ県)、オー・バッサン地方(フエ県北部、ケネドゥグ県、テュイ県)、カスカード地方(レラバ県、コモエ県)、南西部地方(ポニ県、ヌンビエル県、ブグリバ県、イオバ県)、中央北部地方(バム県、サンマテンガ県、ナメテンガ県)、中央西部地方(シッシリ県南部)、中央南部地方(ナウリ県南部)、中央東部地方(ブルグ県南部、クルペロゴ県)、東部地方(コンピエンガ県、タポア県、コマンジャリ県、ニャニャ県、グルマ県)
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●中央東部地方のブルグ県北部
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ)
●上記を除く地域(首都ワガドゥグを含む)
 レベル3:渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●マリ、ニジェール、ベナン、トーゴ、ガーナ、コートジボワールとの国境地域及びサヘル、北部、中央北部、中央東部、東部、ブークル・デュ・ムフン、カスカード、南西部地方では、イスラム過激派組織等による治安機関や住民等に対する襲撃事件が頻発し、多数が殺害されており、治安情勢が極めて悪化しています。さらに、主要道路上にはイスラム過激派組織等が即席爆発装置を設置しており、多くの兵士や住民等に被害が出ています。これに伴い、現暫定政権は対テロリスト掃討作戦を本格化しており、報復攻撃の場合を含めて戦闘や空爆が激化する傾向にあります。ついては、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●中央東部地方のブルグ県北部は、イスラム過激派組織による攻撃の増加が確認されたため、危険レベル3から4に引き上げます。2025年以降、ブルグ県に駐在する国軍や軍の補助部隊(ボランティア兵(VDP))の基地に対するテロ攻撃が増加し、複数の被害が出ています。現暫定政権は対テロリスト掃討作戦を実施しており、報復攻撃の場合を含めて戦闘や空爆が激化する傾向にあります。ブルグ県テンコドゴとクルペロゴ県ワルガイの間にはVDPの拠点が置かれていますが、イスラム過激派組織はブルグ県に向かって支配領域を拡大しています。ついては、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●首都ワガドゥグにおいては、2022年の1月24日と9月30日にそれぞれ、一部の国軍兵士が武力により権力を掌握する事案が発生しました。これまでのところ、大規模なデモや暴動等には発展していませんが、周辺地域や主要幹線道路におけるテロの増大に起因する経済・社会状況の悪化の可能性は排除されず、市民の不満の蓄積等による状況悪化等により、今後の大規模デモやそれらに触発される暴動等の可能性が排除されません。また、首都圏を除く国内全域においてテロ情勢が悪化しイスラム過激派組織の支配地域が拡大しており、同支配地域の周縁部はかつてよりも首都圏に接近しています。これに伴い現暫定政権は対テロ掃討作戦を本格化していることから、同作戦への報復を含めた首都におけるテロ攻撃の可能性も排除できません。ついては、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。




−−−−−−−−−−
トップページ
−−−−−−−−−−