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パキスタン
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

パキスタンの危険情報【一部地域の危険レベル引上げ】

2026年5月27日

危険レベル・ポイント
【危険度】
●アフガニスタンとの国境周辺地帯、ハイバル・パフトゥンハー州(KP州)の以下レベル3及びレベル2で指定した以外の地域、旧連邦直轄部族地域(旧FATA)全域、インドとの管理ライン(LoC)等周辺地帯、及びバロチスタン州クエッタ市
レベル4:退避を勧告します。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》

●バロチスタン州全域(アフガニスタンとの国境周辺地帯、クエッタ市、デラ・ブグディ郡及びコールー郡を除く)
レベル3:渡航は止めて下さい。(渡航中止勧告)《引き上げ》

●KP州のノーシェラ郡及びスワビ郡、チトラール郡(アフガニスタンとの国境周辺地帯を除く)、バロチスタン州のデラ・ブグティ郡、コールー郡及びイランとの国境周辺地帯、シンド州のジャコババード郡
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》

●イスラマバード首都圏、ラホール市を含むパンジャーブ州、KP州のアボタバード郡、バタグラム郡、ハリプール郡、コヒスタン郡(コライパラスも含む)、マンセーラ郡及びトルガル郡、カラチ市を含むシンド州(ジャコババード郡を除く)、パキスタン側カシミールの一部でアーザード・ジャンムー・カシミール(AJK)地域(LoC周辺地帯を除く)、ギルギット・バルチスタン(GB)地域(アフガニスタンとの国境周辺地帯及びLoC周辺地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。《継続》

【ポイント】
●バロチスタン州の情勢は不安定かつ危険な状態が続いています。バローチ解放軍(BLA)やバローチ解放戦線(BLF)等のパキスタンからの独立や同州の自治拡大を目的とするバローチ分離主義勢力によるテロが激化しており、主に軍・治安機関員及び同施設、政府要人、インフラ設備等の他、他州からの渡航者、鉱物資源の運搬車両を狙った攻撃が発生しています。2026年1月31日から2月初旬には、BLAが同州内の複数の都市において、警察署、軍施設、市庁舎、銀行等を標的にしたテロを同時多発的に行い、民間人を含む約50人が死傷しました。こうした情勢を踏まえ、既にレベル4(退避勧告)が発出されている同州のクエッタ市、アフガニスタンとの国境周辺地帯、並びに既にレベル3(渡航中止勧告)が発出されている同州のデラ・ブグディ郡、コールー郡、イランとの国境周辺地帯を除く、バロチスタン州全域をレベル3(渡航中止勧告)に引き上げます。これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。
●2026年3月現在、パキスタンとアフガニスタンのタリバーン「暫定政権」との関係は極めて緊迫しており、パキスタン側が「戦争状態にある」と宣言するほどの軍事衝突に発展しています。パキスタン軍のアフガニスタン国内への空爆等に対する報復として、タリバーン側はパキスタン内の国境沿いの軍事拠点への攻撃を繰り返しています。アフガニスタンとの国境周辺地帯への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●2022年11月、パキスタン・タリバーン運動(TTP)は、パキスタン政府との停戦協定の破棄を宣言し、その直後にバロチスタン州やイスラマバードで自爆テロが発生するなど、パキスタン全土でテロの脅威が高まっています。2025年11月にも、イスラマバードの地方裁判所の前で自爆テロが発生し、12人が死亡、36人が負傷しました。
●デモ・集会にも注意が必要です。2022年5月にイスラマバード首都圏、シンド州カラチ市、パンジャーブ州ラホール市において前与党であるパキスタン正義運動(PTI)によるデモ活動が暴徒化し、一部地域ではデモ隊による放火が行われ、死傷者が出ました。また、2024年11月にイスラマバード首都圏において、PTIが元首相の釈放を求めて大規模デモ活動を行い、死傷者、逮捕者が出ました。政府の政策等に対する抗議活動が各地で頻発しており、デモに限らず、人の多く集まる場所には近づかないでください。万が一デモ等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れてください。
●お困りのことや、ご支援が必要なことがあれば在パキスタン日本国大使館または在カラチ日本国総領事館にご連絡ください。




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