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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
 セントクリストファー・ネービスは人口約5万3千人の小さな島国です。観光立国であり、当局も外国人観光客が被害に遭わないよう治安維持に力を入れていますが、警察の発表によると、2023年には殺人事件が31件(前年11件)、窃盗が446件(同525件)、強盗が39件(同38件)発生しており、けん銃等を使用した凶悪犯罪が増加傾向にあります。治安当局は、違法薬物や銃器の取締りを強化しており、外国人を含め多くの違反者が摘発されています。

2 観光客を狙った犯罪
 大型クルーズ船の寄港などで一度に多くの外国人観光客が訪れると、観光客が犯罪の標的とされる可能性が高くなります。近年は日本人観光客の被害は報告されていませんが、欧米人などの旅行者が、強盗や窃盗などの被害に遭ったり、路上でのトラブルに巻き込まれるなどしています。

3 防犯対策
 犯罪被害に遭わないためには「自分の身は自分で守る」との心構えを持ち、最新の治安情報収集に努める、危険な場所には近づかない、多額の現金・貴重品は持ち歩かない、見知らぬ人物を安易に信用せずに警戒するなど、常に防犯を意識した行動をとることが重要です。
 大きなホテルなどは、自主警備による防犯体制の強化に努めていますが、特に日没後は、ホテルから離れた海岸など、人通りの少ない場所は危険です。また、部屋の施錠や貴重品の管理を徹底し、外出時には多額の現金や貴重品を持ち歩かないなどの対策が必要です。

4 テロ・誘拐
 テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_291.html )をご覧ください。


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