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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 エスワティニは、犯罪発生率は周辺国と比較すれば高くありませんが、南アフリカやモザンビークと国境を接しており、両国の麻薬犯罪の中継地点になっていると言われています。南アフリカやモザンビークとの国境地帯では、麻薬取引、違法銃器所有、車の盗難等の犯罪が問題となっており、特に夜間の通行は避けるべきです。また、都市部では強盗、空き巣、暴行、性犯罪などの犯罪に注意する必要があります。夜間の住居侵入強盗事件が発生し、暴力を受ける被害も報告されていますので、遭遇した際には抵抗せず、可能であれば鍵がかかる部屋に避難して警察に連絡するなどしてください。

2 2021年6月、民主主義指示のデモに対する警察等による鎮圧活動を契機に国内で略奪、車両放火事案が相次ぎ、治安情勢が悪化しました。また、2018年9月、賃上げと公的年金基金の管理方法改革を求める大規模なデモが発生し、一部が警察と衝突する事案も発生しました。また、公務員給与引き上げや奨学金支払いを求めるデモ、課税システムに抗議するデモ等が都市部で発生しています。これまで、こうした抗議運動は政府の取締りによって鎮静化していましたが、最近のデモや集会等は暴力的な様相を呈し、治安当局と衝突することもあります。群衆が集まっている場所はデモや集会等の可能性がありますので、近づかないようにしてください。

3 テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_281.html )をご確認ください。


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