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ボツワナ

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● 滞在時の留意事項

1 写真撮影
(1)写真撮影の制限等
 軍・政府機関等一部の施設付近では、撮影が禁止されている場合があります。また、人物を撮影する場合は、本人の承諾を得るなど一般的なマナーに留意してください。
(2)ドローン使用にあたっての事前登録・許可取得
 撮影等のためにドローンを使用する場合は、ボツワナ民間航空局への事前の登録と許可が必要です。無許可でのドローン操作は、処罰の対象となります。

2 違法薬物
 薬物(麻薬、依存性薬物及び関連物質等)を所持することは違法であり、厳罰の対象となります。

3 旅券の携行
 ボツワナを旅行中は、原則として旅券を携行してください。身分の証明を求められる際に旅券を提示できないと拘束される可能性があります。

4 観光及び野生動物
(1)野生動物保護(取引の禁止等)
 ボツワナでは野生動物保護のための厳しい規制があり、保護対象とされる野生動物およびその製品の取引は禁止されています。販売を認められた野生動物製品も、その所持・国外持出しには政府の許可(ライセンスを受けた商店等での購入の証明)が必要です。土産品(ダチョウの卵、動物の剥製等)も対象となりますので、購入する際は、店側に手続きをよく確認してください。
(2)野生動物保護区等訪問時の留意点
 野生動物保護区等を訪れる際は、動物の予測できない行動に注意し、必ず管理人・案内人の指示に従って行動してください。

5 交通事情
(1)公共交通機関
 公共の交通手段としては、コンビと呼ばれる乗合バスやタクシーがあります。一般に、コンビは運転が荒いため事故が多く、また、車内でスリ等の犯罪被害に遭う可能性があるので、十分注意してください。タクシーを利用する際は、ホテルで呼んでもらう等、信頼できる業者を利用してください。
(2)交通ルール等
 車両は日本と同じ左側通行ですが、ラウンドアバウト、標識等、ボツワナ特有の交通ルールがあります。また、信号機が壊れて作動していない交差点では、一旦停止し、各方向から1台ずつ交差点に入るなどの慣習もあります。車を運転する場合は、これらのルールを事前に確認し、安全運転に努めてください。
(3)その他留意点
 ハボロネは人口20万人程度の小さな街ですが、自家用車の所有率が高く、朝夕には通勤ラッシュに伴う交通渋滞が発生します。週末には、飲酒運転による交通事故が多数発生しています。郊外では、特に夜間は、家畜など動物が道路上に居る場合があるので、夜間の運転は避け、どうしても運転が必要な場合は、細心の注意を払ってください。

6 在留届
 ボツワナに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく在ボツワナ日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送によっても行うことができますので、在ボツワナ日本国大使館宛てに送付してください。

7 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ボツワナで事件や事故、自然災害等が発生し、在ボツワナ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

8 ハーグ条約
 ボツワナは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で、子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細は以下のページをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html


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