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ガイアナ
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● 滞在時の留意事項
ガイアナにおいて、盗難被害に遭うなどしてパスポートを紛失した場合、同国には日本大使館等がないため手続きに時間を要し、予定通り出国できない可能性がありますので、パスポートの紛失等には十分ご注意願います。
1 旅行制限
旅行制限地域としては、先住民であるアメリ・インディアンの保護区がありますが、事前に先住民問題省の許可を取得すれば旅行は可能ですので、地元の旅行社などに確認してください。
2 各種取締法規
(1)違法薬物
違法薬物や銃器の密輸は、厳しい取締りの対象です。絶対に保持・使用したり入手を試みたりしないでください。
薬物犯罪者により、自分では気付かないうちに違法薬物の運び屋にされることもありますので、見知らぬ人の荷物を預かったり、荷物から目を離したり、他人に荷物を預けたりしないようにしてください。
(2)不法就労
不法就労者は国外退去処分になります。
(3)違法両替
現地通貨のガイアナ・ドルは、銀行やホテルで両替が可能ですが、市内には闇両替所があります。偽札を扱うなどの危険性があり、治安当局による取締の対象となっていますので、利用は避けてください。
3 交通事情
(1)運転免許証
ガイアナにおいては国際運転免許証では運転ができません。ガイアナで運転するためには、ガイアナの運転免許証を取得する必要があります。パスポート、日本の運転免許証とその翻訳(日本国大使館発行の運転免許証抜粋証明)およびガイアナにおける住所を提示し、空港またはLicense Revenue Officeにおいて作成することができます(1年間有効)。
※日本とは交通事情が異なるため、短期旅行者が運転することはおすすめしません。
(2)交通手段
国内における交通手段は、ほとんどが自動車(自家用車、タクシー、レンタカー)および乗合のミニバスです。
ア 乗合のミニバスについては、料金が安くて台数も多いので、格安の旅行をするには便利なようですが、死傷者を伴う交通事故も頻発していますので、利用は避けることをおすすめします。
イ タクシーを利用する場合、ジョージタウン市内の主要ホテルに駐車しているタクシーは、行き先により料金が決まっているので、高額な料金を請求されることもなく、また、流しのタクシーに比べて運転手の質も良いので、比較的安全と言えます。ただし、夜間にはタクシーを対象とした銃器使用の強盗も発生しています。
ウ なお、道路のない内陸部の奥地へ行く手段としては、軽飛行機あるいはモーターボートがありますが、国境を越える際は必ず出入国審査が受けられる場所を通過するよう注意してください。
4 自然災害
ハリケーンの通過地域からは外れているため、ハリケーンの影響を受けることはほとんどありません。一方、ジョージタウンを含む沿岸は海抜0メートル地帯がほとんどで、大雨時には頻繁に道路が冠水し、洪水も発生します。万が一の災害やインフラが機能しなくなった時に備えて、水や非常食などを常備しておくなどの対策を検討してください。
5 在留届
ガイアナに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在トリニダード・トバゴ日本国大使館(ガイアナを兼轄)に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。
この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
6 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ガイアナで事件や事故、自然災害等が発生し、在トリニダード・トバゴ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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