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キリバス
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● 滞在時の留意事項
1 渡航便・ATM
キリバスへの航空便は便数が非常に少なく、欠航や遅延もたびたび発生しているため、滞在日数の変更を余儀なくされる場合があります。そのため、滞在にあたっては、余裕のある日程と十分な滞在費用が必要です。
通貨は豪ドルが使用されており、首都タラワには現金自動預け払い機(ATM)がありますが、クリスマス島を含めその他の島にはATMがなく、主要なホテルを除いてクレジットカードを使用できる商店等はほとんどありませんので、渡航時には滞在費として、十分な豪ドルの現金を持参されることをおすすめします。
2 立ち入り禁止区域
一般の観光目的で訪れるような場所に立入禁止区域はありませんが、伝統的慣習により立入を制限している場所もありますので、不明な場合は事前に確認することをおすすめします。
3 禁止事項
違法薬物の製造、輸出入、譲受渡および所持は、キリバスの法令により禁止されており、違反した場合には重い懲役刑が科せられます。外国人であっても例外扱いは一切ありません。また、日本の法律による処罰の対象にもなる場合があります(大麻取締法第24条の8(国外犯処罰規定))。街中で売人らしき者から声をかけられても相手にせず、最寄りの警察署に通報してください。
4 交通事情
(1) 車の運転
車両は、日本と同じ左側通行です。信号機も無いうえ、交通量も多いため事故が多発しています。また、道路を横断する歩行者や犬が多いので、運転時には制限速度(通常時速40キロメートル、場所によっては時速60キロメートル)を守るとともに、十分な注意が必要です。 集落付近には車両を減速させるための「バンプ」と呼ばれる帯状突起がありますので、車両を運転する際は注意が必要です。
(2)レンタカー
タラワおよびクリスマス島ではレンタカー・サービスも利用できますが、事故を起こした場合の処置、補償および返却の際の燃料の量等について、事前によく確認されることをおすすめします。
(3)交通機関
タラワの公共交通機関には、バスおよびミニバスがあります(運賃は1豪ドル〜3豪ドル程度)。
5 感染症
徒歩での外出の際には、犬が多くうろついているので特に注意してください。狂犬病の発生は確認されていませんが、犬に噛まれた場合は感染症の恐れがありますので、速やかに最寄りの病院で受診してください。
6 在留届
キリバスに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在キリバス日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。
この他、住所その他の届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転居届」を、必ず提出してください。
7 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報はキリバスで事件や事故、自然災害等が発生し、在キリバス日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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