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ジョージア
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● 滞在時の留意事項
1 在留届
ジョージアに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在ジョージア日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。
この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
2 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報等を日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ジョージアで事件や事故、自然災害等が発生し、在ジョージア日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
3 写真等撮影
軍関係、政府機関の建物、鉄道等を撮影する際には、念のため撮影が可能か否かを確認するようおすすめします。
4 交通機関
ジョージアでは、バス、タクシー、地下鉄などの交通手段があります。多くのタクシーには料金メーターがついていないため乗車前に値段について運転手と交渉する必要があり、乗車前に値段交渉をしたにもかかわらず降車時に合意した額の数倍から数十倍の料金を請求されるトラブルが頻発しています。このようなトラブルは主に空港や観光客が多い鉄道駅、繁華街で発生しています。主要都市ではタクシー配車アプリが普及しており、同アプリを利用することで料金トラブルを防ぐことができます。
地方へは安価な乗り合いバス(マルシュルートカ)を利用して旅行することが可能ですが、タイヤの溝が削れているなどの整備不良車や安全運転意識に乏しい運転手も珍しくないため、道路状況が見えにくい夜間帯や地面が凍りやすい冬場の移動は極力避けることをおすすめします。
路線バスの事故も多く発生しています。バス乗車時はできるだけ席に座る、立って乗る場合は握り棒を常に掴む、シートベルトがある場合は着用するなどの安全対策を行ってください。
5 運転事情
道路に穴が空いているなど整備が行き届いておらず、信号が見えにくかったり、故障したりしていることがあります。自動車の運転マナーは極めて悪く、信号無視、一時不停止、著しい速度超過、急な追い越し、割り込み、急ブレーキ等重大事故に直結する悪質運転が頻繁にみられ、夜間は飲酒運転が横行しています。
交通事故が発生した場合、事故当事者が保険に加入しておらず、警察に通報したり負傷者を救護したりせずに走り去る、いわゆる当て逃げ、ひき逃げも珍しくありません。
こうしたことから歩行中や自動車を運転する際は、常に周囲の状況を確認し、交通事故に巻き込まれないよう十分注意してください。
6 ハーグ条約
ジョージアは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html
7 子の親権を巡る問題
ジョージアにおいては、親権を持つ親であっても、他の親権者の同意や裁判所の許可を得ずに子の居所を移動させること(親が日本に帰国する際に子を同伴する場合を含む)は、子を誘拐する行為として重大な犯罪となる可能性があります。他国では、結婚生活を営んでいた国への再入国や、当該国と刑事司法上の共助関係を有する第三国への入国の際に、子を誘拐した犯罪容疑者として日本人が逮捕される事案が発生していますので、注意してください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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