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コソボ
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● 滞在時の留意事項
1 現地を管轄する日本国大使館
在コソボ日本国大使館(兼勤駐在官事務所)が2020年1月に開館しましたが、領事業務については在オーストリア日本国大使館(うち査証業務については在アルバニア日本国大使館でも可能)にて実施しています。
2 撮影制限
軍事関係施設や空港などでは、撮影禁止の標識はなくとも撮影制限箇所が存在しますので、事前に職員等に確認するなどして無用なトラブルを避けるよう心掛けてください。
3 違法薬物、銃器等
コソボでは麻薬密輸が大きな問題となっており、特に国境付近では警察当局による検査が行われることがあります。また、銃器は登録制となっており旅行者や一般人による所持は禁止されています。
4 交通事情
(1)一般事情
主要都市以外では、未舗装の道路や歩道が整備されていない道路もあり、また、照明や信号機も十分整備されていないので、通行にあたっては注意を要します。
また、前述のとおり、国境付近の山岳部や国内の一部地域には独立前の紛争中に埋設された地雷が未だに残されており、地雷注意標識と立ち入り禁止措置エリアが設定されていますので十分注意してください。
(2)車両の運転にあたっての留意事項
ア 強引な割り込み、突然の一時停車など交通マナーを守らないドライバーも多く、車両同士の接触事故が多発しており、また、歩行者も横断歩道ではない場所で道路を横断するなど、事故に結びつく状況に遭遇する場合も多いので、シートベルトを締め制限速度を遵守して運転してください。
イ 警察によるスピード違反や駐車違反などの取締りが随時実施されています。また、運転中の携帯電話の使用も禁じられています。なお、取締りで反則金を科された場合、その場で支払うことはなく、反則切符を指定の警察署に持参して支払うことが原則となっています。(その場で警察官から支払いを請求されることはありません)。
ウ 路上駐車はカーステレオやカーナビ等が車上荒らしの対象となるばかりでなく、車そのものの盗難被害の可能性も大きくなります。路上駐車は極力避け、警備員や管理人のいる駐車場の利用をおすすめします。
5 在留届
コソボに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在コソボ日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。
この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
6 たびレジ
在留届の提出義務のない3 か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、外務省海外旅行登録「たびレジ」へのオンラインによる登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、コソボで事件や事故、自然災害等が発生し、在コソボ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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