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アイルランド

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● 滞在時の留意事項

1 滞在先情報等の届出
(1)在留届
 アイルランドに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく、在アイルランド日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をおすすめしますが、郵送によっても行うことができますので、大使館宛てに送付してください。
(2)たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、アイルランドで事件や事故、自然災害等が発生し、在アイルランド日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

2 滞在許可、就労許可
(1)アイルランドに3か月以上滞在する場合、ダブリン以外の地方は、最寄りの警察署(Garda)で「外国人登録」を行うと同時に「滞在許可」を取得する必要があります。
 ダブリンではIrish Naturalisation and Immigration Service(13-14 Burgh Quay, Dublin 2, DO2 XK70)で申請します。電話(フリーダイヤル:1-800-800-630)にて事前予約が必要です。
 お問い合わせは以下のメールアドレスをご利用ください。
 E-mail: immigrationsupport@justice.ie (ダブリン)
 E-mail: gnib_dv@garda.ie
(2)滞在目的に合った滞在許可を得ていない場合や滞在許可の期限を過ぎたままの滞在は不法滞在となり、また、就労許可を得ずに就労した場合(ワーキングホリデーを除く)は不法就労となります。これらの場合、国外退去および処罰の対象となりますので、注意してください。
(3)入国時(英国の空港を含む)に許可された滞在期間を超えて滞在する場合は、以下のリンクから滞在許可期間内に更新手続きを行う必要があります。
 https://inisonline.jahs.ie/user/login

3 旅行・写真撮影の制限
(1)旅行制限は特にありません。
(2)軍事施設の写真撮影は禁止されています。
(3)空港での撮影は、公共スペースでは問題ありませんが、それ以外の空港施設については禁止されています。

4 交通事情
(1)運転免許証
ア アイルランドで自動車を運転する場合、渡航前に日本で国際運転免許証を取得する必要があります。
イ 入国後に日本の運転免許証からアイルランドの免許証に切り替える場合は、在アイルランド日本国大使館において日本の運転免許証の抜粋翻訳証明の発給を受けた後、アイルランド側に申請します(切替え対象者:アイルランドに1年以上滞在する(予定の)者)。
(2)交通ルール
 アイルランドは日本と同じ左側通行です。
 住宅街は丁字路や行き止まりの道路が多いですが、標識は比較的整備されていま す。信号機のない交差点では右側からの車両が優先となります(YIELDの標識)。郊外の交差点はラウンドアバウトと呼ばれるロータリー式が多いですが、市内では多くの交差点に信号機があります。信号機は、表示位置が日本より低く、直進表示が緑矢印灯だけで表示される場合もあり、慣れるまでは見にくく感じるので、注意してください。また、工事や故障・停電などのために信号機が点灯していないこともあります。
 片側2車線以上の道路では、バス専用レーンが設定されていることが多く、標識に示された時間帯においては、一般車両は専用レーンを通行できません。
 なお、踏切前での一時停止は必要ありません。一時停止は追突される原因にもなりますので、注意してください。
 速度違反や飲酒運転の取り締まりが年々強化されています。シートベルト着用は乗車する全ての者に義務づけられています。
(3)交通マナー
 運転マナーは一般的に良好ですが、信号無視や無理な割り込み等のマナーの悪いドライバーも見受けられます。
 幹線道路でも横断歩道以外を横断する歩行者が通勤時間帯を中心に多く見られますので、十分注意してください。
 また、通勤・通学での自転車利用が多いので、通勤・通学の時間帯は、自動車走行中に接触しないよう注意してください。
(4)交通事故
 交通事故を起こした場合には、直ちに警察(負傷者がある時は救急車も)に連絡してください。(電話番号は999または112)。警察・救急車が来るまでの間に目撃者を確保するのが得策です。警察を呼んで実況見分をしてもらい、後に事故を証明できるようにしておくと共に、事故の相手方の氏名、住所、電話番号、車種、登録番号、保険会社名を控えておくことをおすすめします。

5 ハーグ条約
 アイルランドは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html


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