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西サハラ地域

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● 滞在時の留意事項

1 在留届
 西サハラ地域に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく在モロッコ日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をおすすめしますが、郵送によって行うこともできますので、在モロッコ日本国大使館宛てに送付してください。

2 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報等を日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、西サハラ地域で事件や事故、自然災害等が発生し、在モロッコ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

3 地雷
 西サハラ地域には、停戦前に埋設された地雷が現在も数多く残されています。地雷の被害を避けるため、各都市間の移動時には幹線道路外の地域には決して立ち入らないでください。

4 防護壁(砂の壁)
 西サハラ地域には、ポリサリオ戦線の排除を目的としてモロッコによって築かれた「砂の壁」と呼ばれる全長約2千kmに及ぶ防護壁が内陸部に存在しています。「砂の壁」から両側5km以内は緩衝地帯、同30km以内は立ち入り制限地域とされており、外国人が同地域に許可なく接近・立ち入ると、モロッコ当局又は国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)により拘束されます。

5 その他の留意事項
(1)外務省、在モロッコ日本国大使館、国際連合広報センター、現地関係機関等より最新の現地情報を入手するよう努めてください。
 また、パスポートまたは滞在許可証を常時携帯するとともに、特に夜間の外出については、現地の警察署やホテル等において地域情勢に関する十分な情報を収集し、安全確保に努めてください。
(2)群衆には近づかないようにし、たとえ小規模なものでもデモ等に遭遇した場合は、直ちにその場を離れてください。
(3)武力衝突やテロの危険以外にも、西サハラ地域においては、外国人渡航者への監視が厳しく、2017年12月には、西サハラ地域を訪問中の日本人がモロッコ当局により強制的に退去させられる事案が発生しており、この地域には不用意に近づかないことを強くお勧めします。


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