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ジブチ

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● 滞在時の留意事項

1 デモ・集会、暴動等
(1)デモに遭遇した場合、一部デモ隊が暴徒化し、トラブルに巻き込まれる可能性があることから、速やかにその場を離れてください。
(2)けんかや小競り合いから大規模な投石事件等に発展することがあります。そのような場に遭遇した場合には、至急その場を離れてください。また、子供達が遊び感覚で外国人に対して小石やペットボトルを投げつけることがしばしばあります。トラブルになると、現地警察に拘束される可能性もありますので、相手にせず、すぐに現場から離れてください。
(3)万一、暴動などの緊急事態が発生した場合には、不用意に出歩かず、安全な場所に避難してください。また、自分が無事であるということを家族、同僚、在ジブチ日本国大使館等へ連絡してください。有事の際に備えて、自宅等に10日間程度の食料や飲料水を備蓄し、乾電池式の短波ラジオや懐中電灯を用意しておくことをおすすめします。

2 国内移動(運転にあたっての留意点等)
(1)地方に赴く際には、現地の治安情勢につき情報収集してください。
(2)公共バスは時刻表がなく、車両の状態も劣悪で信頼性に欠けます。移動にはなるべく(1台が故障した場合に備え、)2台以上の四輪駆動車を手配してください。
(3)地方の道路は幅が狭く、未舗装道路や路肩が整備されていない道路が多く、歩行者や家畜が車道を歩いていたり、警察が検問のために障害物を置いたりすることもあり、走行中は十分な注意を要します。未舗装道路を運転する場合、タイヤがパンクすることを考慮し、スペアタイヤを必ず用意してください。また、夜は街灯が少なく危険なので、運転はおすすめしません。
(4)事故や車の故障に備えて、可能であれば衛星携帯電話を携行してください。
(5)また、地方ではガソリンスタンドの数が限られていますので、供給状況を十分に確認してください。
(6)交通マナーは非常に悪く、信号無視、無理な割り込みや追い越し、ウインカーを出さない急な車線変更等が日常的にみられます。常に危険を予知するとともに、交通事故に巻き込まれた時には警察に通報し、警察官の検分を待つようにしてください。

3 支払手段
 ジブチ国内においては、クレジットカードの利用は首都の主要ホテルや主要スーパーマーケットを除いて限定的であり、ATMも多くはありません。なお、両替所では2003年以前に発行された米ドル現金は受け付けません。また、日本円から換金をすることはできません。

4 宿泊施設
 旅行者向けの宿泊施設は、首都ジブチ市内には複数ありますが、地方では限られていますので、渡航前に確認してください。

5 写真撮影の制限
 大統領府、軍施設など写真撮影が禁止されている場所があります。また、同意なしに個人を撮影することも控える必要があります。

6 在留届
 ジブチに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在ジブチ日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。 なお、在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システムによる登録をおすすめしますが、郵送によっても行うことができますので、在ジブチ日本国大使館まで送付してください。

7 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ジブチで事件や事故、自然災害等が発生し、在ジブチ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。


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